「潟」
[音]セキ(漢) [訓] かた
㈠セキ
砂州で遮られてできた海辺の湖。
㈡かた
1 砂州によって外海から分離されてできる海岸の湖。潟湖。ラグーン。
2 浦。入り江。湾。
3 遠浅の海岸で、潮が満ちると隠れ、引くと現れるところ。干潟。
「潟湖」 せきこ
湾口に発達した砂州によって外海と切り離されてできた湖。潟。
「八郎潟」 はちろうがた
秋田県北西部、男鹿半島の基部にある海跡湖。かつては日本第二の大湖であったが、昭和32年(1957)からの干拓により耕地化し、同39年大潟村が作られ、面積の約二割が調節池として残る。
「邑知潟」 おうちがた = 「大蛇潟」 おろちがた
石川県羽咋市の潟湖。能登半島基部にあり、トキの生息地であった。現在は干拓され、ほとんど消滅。
もと大蛇潟とも。
「河北潟」 かほくがた
石川県中部にある潟湖。かつての四分の三近くが干拓されて、現在は面積5.1平方キロメートル。西側に内灘砂丘がある。
「年魚市潟」 あゆちがた
名古屋市南区辺りの、かつて入り海であった一帯。
「石見潟」 いわみがた
島根県江津市から浜田市にかけての海岸。
「象潟」 きさかた
秋田県にかほ市の地名。旧町名。日本海に面する。
もとは入り江で、八十八潟九十九島と形容される景勝地であったが、文化元年(1804)の自身で陸地化し、現在は水田。
「清見潟」 きよみがた
静岡市東部、旧清水市の興津から袖師にかけての海岸。清水港を隔てて三保の松原に対する。
「難波潟」 なにわがた = 「難波江」 なにわえ
上代、大阪市の上町台地の西側まで来ていた海域の古称。
「鳴海潟」 なるみがた
名古屋市緑区鳴海付近にあった海浜。
「播磨潟」 はりまがた
明石市から西の兵庫県の海岸。
「松浦潟」 まつうらがた・まつらがた
佐賀県、唐津湾の虹の松原の沿岸一帯の称。
「干潟」 ひがた
海岸で潮が引いたときに現れる砂泥底。潮干潟
「潮干潟」 しおひがた
潮が引いて現れた干潟。特に、春の大潮の干潟。
「遠干潟」 とおひがた
遠くまで潮の引いた潟。
「有明海」 ありあけかい = 「筑紫潟」 つくしがた
九州西部、長崎・佐賀・福岡・熊本4県に囲まれた海域。不知火(しらぬい)の名所。干満の差が激しく、広大な干潟にはムツゴロウやワラスボなどが生息。
「潟スキー」 がたスキー
九州の有名海などで、ムツゴロウやワラスボなどの漁に使う道具。長さ2メートル前後、幅30センチ前後のスノーボードのような
板。上に乗って足で蹴り干潟を移動する。押し板。はね板。
「潟上市」 かたがみ・し
秋田県東部にある市。南に接する秋田市のベッドタウン化が進む。
平成17年(2005)3月に昭和町、飯田川町、天王町が合併して成立。人口3.6万。
「新潟」 にいがた
1 =「新潟県」 中部地方北東部の県。もとの越後・佐渡に当たる。米どころとして知られる。
2 =「新潟市」 新潟県中北部の市。県庁所在地。信濃川河口にあり、日本海側の重要港。安政5年(1858)の日米修好通商条約で開港場となる。現在は重化学工業が盛ん。平成17年(2005)3月に新津市、白根市、豊栄市と周辺9町村を、10月に巻町を編入。同19年(2007)4月、指定都市となった。人口80.7万。
「新潟平野」 にいがた・へいや = 「越後平野」 えちごへいや
新潟県中央部の平野。信濃川と阿賀野川の下流域。日本最大の米作地帯。
「新潟大学」
新潟市にある国立大学法人。新潟医科大学・同付属医学専門部・新潟高等学校・長岡工業専門学校・新潟第一師範学校・新潟第二師範学校・新潟青年師範学校・新潟県立農林専門学校を統合し、昭和24年(1949)新制大学として発足。平成16年(2004)国立大学法人となる。
「鳥潟右一」 とりがた・ういち
[1883~1923]通信工学者。秋田の生まれ。逓信技師。日本の無線電信電話の技術を世界的水準に高め、鉱石検波器などを完成。
[音]セキ(漢) [訓] かた
㈠セキ
砂州で遮られてできた海辺の湖。
㈡かた
1 砂州によって外海から分離されてできる海岸の湖。潟湖。ラグーン。
2 浦。入り江。湾。
3 遠浅の海岸で、潮が満ちると隠れ、引くと現れるところ。干潟。
「潟湖」 せきこ
湾口に発達した砂州によって外海と切り離されてできた湖。潟。
「八郎潟」 はちろうがた
秋田県北西部、男鹿半島の基部にある海跡湖。かつては日本第二の大湖であったが、昭和32年(1957)からの干拓により耕地化し、同39年大潟村が作られ、面積の約二割が調節池として残る。
「邑知潟」 おうちがた = 「大蛇潟」 おろちがた
石川県羽咋市の潟湖。能登半島基部にあり、トキの生息地であった。現在は干拓され、ほとんど消滅。
もと大蛇潟とも。
「河北潟」 かほくがた
石川県中部にある潟湖。かつての四分の三近くが干拓されて、現在は面積5.1平方キロメートル。西側に内灘砂丘がある。
「年魚市潟」 あゆちがた
名古屋市南区辺りの、かつて入り海であった一帯。
「石見潟」 いわみがた
島根県江津市から浜田市にかけての海岸。
「象潟」 きさかた
秋田県にかほ市の地名。旧町名。日本海に面する。
もとは入り江で、八十八潟九十九島と形容される景勝地であったが、文化元年(1804)の自身で陸地化し、現在は水田。
「清見潟」 きよみがた
静岡市東部、旧清水市の興津から袖師にかけての海岸。清水港を隔てて三保の松原に対する。
「難波潟」 なにわがた = 「難波江」 なにわえ
上代、大阪市の上町台地の西側まで来ていた海域の古称。
「鳴海潟」 なるみがた
名古屋市緑区鳴海付近にあった海浜。
「播磨潟」 はりまがた
明石市から西の兵庫県の海岸。
「松浦潟」 まつうらがた・まつらがた
佐賀県、唐津湾の虹の松原の沿岸一帯の称。
「干潟」 ひがた
海岸で潮が引いたときに現れる砂泥底。潮干潟
「潮干潟」 しおひがた
潮が引いて現れた干潟。特に、春の大潮の干潟。
「遠干潟」 とおひがた
遠くまで潮の引いた潟。
「有明海」 ありあけかい = 「筑紫潟」 つくしがた
九州西部、長崎・佐賀・福岡・熊本4県に囲まれた海域。不知火(しらぬい)の名所。干満の差が激しく、広大な干潟にはムツゴロウやワラスボなどが生息。
「潟スキー」 がたスキー
九州の有名海などで、ムツゴロウやワラスボなどの漁に使う道具。長さ2メートル前後、幅30センチ前後のスノーボードのような
板。上に乗って足で蹴り干潟を移動する。押し板。はね板。
「潟上市」 かたがみ・し
秋田県東部にある市。南に接する秋田市のベッドタウン化が進む。
平成17年(2005)3月に昭和町、飯田川町、天王町が合併して成立。人口3.6万。
「新潟」 にいがた
1 =「新潟県」 中部地方北東部の県。もとの越後・佐渡に当たる。米どころとして知られる。
2 =「新潟市」 新潟県中北部の市。県庁所在地。信濃川河口にあり、日本海側の重要港。安政5年(1858)の日米修好通商条約で開港場となる。現在は重化学工業が盛ん。平成17年(2005)3月に新津市、白根市、豊栄市と周辺9町村を、10月に巻町を編入。同19年(2007)4月、指定都市となった。人口80.7万。
「新潟平野」 にいがた・へいや = 「越後平野」 えちごへいや
新潟県中央部の平野。信濃川と阿賀野川の下流域。日本最大の米作地帯。
「新潟大学」
新潟市にある国立大学法人。新潟医科大学・同付属医学専門部・新潟高等学校・長岡工業専門学校・新潟第一師範学校・新潟第二師範学校・新潟青年師範学校・新潟県立農林専門学校を統合し、昭和24年(1949)新制大学として発足。平成16年(2004)国立大学法人となる。
「鳥潟右一」 とりがた・ういち
[1883~1923]通信工学者。秋田の生まれ。逓信技師。日本の無線電信電話の技術を世界的水準に高め、鉱石検波器などを完成。
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