2 とおざける。「遠心力/敬遠」
「遠心」 中心から遠ざかろうとすること。 离心。 ⇔ 「求心」 向心
「遠心作用」「遠心力」「遠心圧縮機」「遠心性神経」「遠心鋳造法」「ガス遠心分離法」「遠心分離機・遠心分離器」「遠心ポンプ」「超遠心機」
3 深くて大きい。奥深い。「遠大・遠謀/高遠・深遠」
「幽遠」 奥深く、はるかなこと。また、そのさま。「幽遠な(の)趣」
「遠猷」 えんゆう 遠い将来まで考えたはかりごと。遠謀。
「遠計」 えんけい
1 遠い将来についての計画。
2 遠大な計画。大計。
「遠大」 計画の規模や志が、将来まで見通して大きいさま。「遠大な計画」
「遠図」 遠大なはかりごと。
「遠略」 遠大で奥深い策略。
「遠謀」 遠い将来まで見通したはかりごと。
「遠慮」
1 人に対して、言葉や行動を慎み控えること。
「遠慮なくいただきます」「年長者への遠慮がある」
「この部屋ではタバコは遠慮してください」
2 辞退すること。また、ある場所から引き下がること。
「せっかくですが出席を遠慮します」
「君は遠慮してくれ」
3 遠い将来のことを思慮に入れて、考えをめぐらすこと。遠謀。
「深謀遠慮」
4 江戸時代、武士や僧に科した刑罰の一。軽い謹慎刑で、自宅での籠居を命じたもの。夜間のひそかな外出は黙認された。
「悪遠慮」 度の過ぎた遠慮。
「無遠慮・不遠慮」 遠慮をせず、好きなように振る舞うこと。また、そのさま。「無遠慮な物言い」
「遠慮勝ち」 言葉や態度が控えめであるさま。他人に気兼ねをして、思いどおりにしないことの多いさま。「遠慮がちな態度」
「遠慮深い」 他人に対する態度や言動が非常に控えめである。たいへんつつましい。「遠慮深い物言い」
「深謀遠慮」 しんぼうえんりょ = 「深慮遠謀」 しんりょえんぼう
「広遠/宏遠」 こうえん
物事の規模が大きく、広く、奥深いこと。考えなどが広く奥深いこと。また、そのさま。「広遠な真理」「気宇広遠」
「高遠」 こうえん
1 高く遠いこと。また、そのさま。
2 考えなどが広く深く、計り知ることのできないこと。また、そのさま。「高遠な理想をかかげる」
「深遠」 しんえん
奥深くて容易に理解が及ばないこと。また、そのさま。深奥。「深遠な教理」
4 うとい。
「遠因」 ⇔ 「近因」
「遠戚」 血縁の遠い親戚。
「遠孫」 血縁の遠い子孫。
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