日语惯用句型006

来源

006.
...合う
相互、同……一块儿、相……

R-+あう

表示互相进行的一种行为。
我记得之前有抄那个「我慢し合う」造句。

「...合う」的最佳应用我觉得是下面这句,再没有什么比夫妻更能解释「...合う」了
三週間互いに研究し合い、三ヶ月間愛し合い、三か年間喧嘩をし、三十年間我慢し合う。
了解三星期,爱上三个月,吵架吵三年,一忍三十年。

話し合う
褒め合う

吼吼,例句里竟然还有这句:
お二人が尊敬し合い、愛し合って、添い遂げられることをお願いいたします。
愿夫妻俩互敬互爱,白头偕老。


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常用漢字29/1945「括」


[音]カツ(クヮツ)(漢) [訓]くくる くびれる
1 入り口を締めくくる。
2 前後から中のものを囲む。
3 ばらばらのものを一つにまとめる。



括る」 くくる
1 ひもや縄などを掛けて、ばらばらの物を一つにまとめて縛る。束ねる。
  「古新聞をひもで括る
2 ある物に他の物を縛りつける。ひっくくる。
  「犯人を木に括る
3 物事にまとまりをつける。締めくくる。
  「話を括る
4 一つにまとめる。ひとまとまりにする。
  「数式a+bを括弧で括る」「アイドルとひと言で括るのは無理がある
5 (「縊る」とも書く)自分で首をつって命を断つ。縊死(いし)する。
  「首を括る
6 (「たかをくくる」の形で)程度を予測する。物事を軽くみる。見くびる。
  「ちょっとした傷とたかを括る
7 (「腹をくくる」の形で)覚悟を決める。決意を固める。
  「腹を括って結果を待つ
8 くくり染めにする。
9 自由を拘束する。引き留める。
括り上げる
  しっかりと縛って、ずり落ちないようにする。また、きつく縛りつけて、動かないようにする。
  「祭り半纏(ばんてん)の袖をたすきで括り上げる
括り付ける
  ひもなどで他のものに縛りつける。また、比喩的に行動の自由を奪う。
  「荷物を車の荷台に括り付ける
締め括る
1 ひもなどでしっかりと締めて束ねる。
  「桶側(おけがわ)をたがで締め括る
2 仕事や人を管理・監督してうまくまとめる。
  「若い連中を締め括る
3 物事に結末をつける。まとめる。
  「教訓的な言葉で話を締め括る
統べ括る
  一つにまとめ上げる。統括する。「治安を統べくくる機関
取り括る」 
  しっかりつかむ。
引き括る」 = 「引っ括る
  勢いよく、また手荒にしばる。
  「古雑誌をひっくくる」「泥棒をひっくくる
  「一つにまとめて引き括る

括り」 くくり
1 紐などで括ること。
2 複数のものを一つの範疇にまとめること。ひとまとめ。枠。
  「すべての事故を業務上過失とする括りには無理がある
  「成人病という括りには入らない
3 最後のまとめ。しめくくり。結末。
締め括り
1 ひもなどでしっかり縛ること。
2 管理・監督してまとめること。
  「事務の締めくくり
3 結末をつけること。まとめ。
  「話の締めくくりをつける
中括り
1 大まかに見積もること。おおよその見当をつけること。
2 いいかげんにあしらうこと。高をくくること。

木で鼻を括る」 きで・はなを・くくる
  《「くくる」は「こくる」の誤用。「こくる」はこする意》
  無愛想に応対する。冷淡にあしらう。木で鼻をかむ。
  「木で鼻をくくったような返事
高を括る」 たかをくくる
  その程度を予測する。大したことはないと見くびる。
  「高を括って手ひどい目にあう
中六天に括る」 ちゅうろくてんに・くくる
  おおざっぱに扱う。大まかに考える。中括りをする。
腹を括る」 はらをくくる
  覚悟を決める。
  「腹を括って審理を待つ

上括り」 しょうくくり
  指貫(さしぬき)または狩袴(かりばかま)などの裾をひざの下でくくること。非常の際に行う。
下括り」 したくくり
  指貫(さしぬき)の裾に通したひもで足首の辺りをくくること。したぐくり。
白括り
  くくった部分が白く仕上がる絞り染め。
袖括り
  狩衣・水干・直垂などの袖口に、長短交互に通した緒。初めは行動に便利なようにこの緒をくくったが、のちには一種の装飾となった。袖の下に垂れた緒の先は露という。
芥子括り
1 袖口を細く縫うこと。江戸時代、侠客などの間で粋な仕立てとされた。
2 袋物や巾着(きんちゃく)などの周囲につける、ひらひらしたへり。
3 歌舞伎の衣装で、袖・襟・裾などに縫い添えた5色のひらひらしたへり。
紺括り」  
  紺色の括(くく)り染め。紺絞り。こんくくし。
括り顎
  肉づきがよくて二重になったあご。
括り緒の袴
  裾に通した緒で裾口をくくるようにした袴。指貫の古い形とされる。
括り猿
  四角な布に綿を縫い込み、四隅を足として1か所に集めてくくり、頭をつけて猿の形に作ったもの。江戸時代に流行し、幟猿(のぼりざる)に用いた。また、遊郭などで客の足止めをするまじないにした。
括り頭巾
  頭の形に合わせて丸く作り、へりをしぼった頭巾。大黒頭巾。
括り袖
  綿を入れてふっくらと縫った袖口。
括り染め」 = 「括し染め」 = 「絞り染め」 
  染料が侵入しない様に、布地の所々を糸で固く縛り、染料の中に浸して白い染め残しを作る染色法。また、その模様。纈。
  →「括り物」  くくりもの  くくり染めにしたもの。
  →「括し帯」  くくしおび  くくり染めの帯。
  →「括し小袖」 くくしこそで くくり染めの小袖。
括り袴
  裾口にひもを通してくくり、すぼめた袴。指貫・狩袴など。
括り紐
  物をくくるのに使うひも。
括り枕
  布帛で筒形に縫い合わせ、そば殻・茶殻などを入れ、両端をくくって作る枕。箱枕・木枕などと区別していう。



括す」 くくす
1 縛る。くくる。
2 くくり染めにする。
括し
1 くくること。また、くくる材料。
2 = 「括し染め」 = 「括り染め」 = 「絞り染め」 
括し上げる
  固くくくる。縛り上げる。

括れる
㈠ くくれる
  ひもなどが巻きついて細く締まる。また、ひもなどが食い込んだように筋ができる。
  「くくれた顎
㈡ くびれる
  ものの中ほどが他の部分に比べて細くなる。
  「腰がくびれたデザイン
  →「括れ」 くびれ 中程が他の所に比べて細くなっている事。また、その部分。

包む」 くるむ 
  くようにして物をつつむ。「書類を風呂敷で包む
包める」 くるめる
1 ひとまとめにする。ひっくるめる。「荷物を一つに包める
2 すっぽりとつつみ込む。くるむ。「毛布でからだを包める
3 言葉巧みにごまかす。言いくるめる。「うまうまと包められる

引っ括む

  一つにまとめてくるむ。一括する。
  「新聞紙でひっくるむ

引っ括める」 = 「引き括める」 = 「突っ括める突っ含める
  一つにまとめる。包括する。総括する。
  いろいろな要素を一緒にする。
  「全体をひっくるめて考える



括約」 かつやく
  くくり縮めること。
括約筋」 かつやくきん
  収縮によって管状や環状の器官を閉じる作用をする筋肉。肛門・幽門・尿道などにあって内容物の排出を調節するものや、瞳孔にあって虹彩の絞りを調節するものなど。
肛門括約筋
  排便などに際して、肛門を広げたり縮めたりする筋。平滑筋の内肛門括約筋と、横紋筋の外肛門括約筋とからなる。



括弧」 かっこ
  特定の文字・語句・文などを囲って他の部分と区別する記号。( )〔 〕「 」[ ]〈 〉など。
  また、その記号をつけること。
  「括弧でくくる」「氏名のあとに括弧して年齢を示す
括弧付き
  実体がその言葉どおりであるかどうか疑問がある、という意を表す。
  「括弧付きの福祉政策
鉤括弧」 かぎ~
  文章表記中などで用いる 「」『』〔〕などの記号。会話や引用、注意語句などを示すのに用いる。
丸括弧
  文章表記中などで用いる( )の記号。補足説明や省略可能などを表すのに用いる。パーレン。



一括
  一つにまとめること。また、まとめたもの。
  「一括して購入する
  「一括審議
  「かな漢字一括変換
一括り」 ひとくくり
  一つにまとめてくくること。また、そのもの。いっかつ。
一括め」 ひとくるめ
  一つにまとめること。ひとまとめ。ひとくくり。

概括
1 内容のあらましをまとめること。「意見を概括する
2 論理学で、さまざまな事物に共通する性質を抽象し、その性質を一つの概念にまとめること。一般化。

総括り」 = 「総括綜括
1 個々のものを一つにまとめること。全体をとりまとめて締めくくること。
  「各人の意見を総括する
2 労働運動や政治運動で、それまでの活動の内容・成果などを評価・反省すること。
  「春闘を総括する
総括質問
  国会の委員会で、全閣僚出席のもとに、審議案件全般についてなされる質問。

統括
  ばらばらのものを一つにまとめること。
  「さまざまな意見を統括する
情報戦略統括役員」 = 「CIO」 Chief Information Officer
  企業内の情報システムや情報戦略の最高責任者。
  最高情報責任者、情報戦略統括役員、情報統轄責任者、情報統括役員とも訳される。

包括」 ほうかつ
  全体をひっくるめてまとめること。
  「諸問題を包括して扱う」「すべてを包括した概念
包括的
  すべてをひっくるめているさま。総括的。
  「包括的な論述
包括遺贈」 財産を特定せずに、遺産の全部またはその一部分を一括して与える遺贈。
特定遺贈」 特定の財産を目的とする遺贈。遺産中の特定の物や権利または一定額の金銭を与える遺贈。
包括財産」 財産を構成する権利義務のすべてを包括して一つとして扱う場合の財産。相続財産など。
包括承継」 相続・会社合併などで、他人の権利義務を一括して承継すること。
特定承継」 他人の権利を個々に承継すること。売買などによる権利の取得など。


括出
  律令制で、戸籍・計帳に記載されていない者を官司が摘発して付載すること。課役を逃れる浮浪逃亡や偽籍への対策。

引括
  狂言。うるさい妻を離縁しようとした男が、離別のしるしになんでもやると言うと、妻は夫の頭に袋をかぶせてひっくくり、これが欲しいと引いて行く。

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23.泣き面に蜂

なきっつらにはち

意味:困っているときに、さらに困ったことが重なって、立て続けに不運に見舞われることの譬。

注釈:ないてむくんだ顔をさらに蜂に刺されることから。
   「泣きっ面を蜂が刺す」とも言う。いろはがるた。

例:「泣きっ面蜂がどこだと探してる」

類句:弱り目に祟り目
   こけた上を踏まれる
   痛い上の針

英語:Misfortunes never come singly.(不運は単独では決してやってこない)

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日语惯用句型005

来源

005.
相手にする
相手にしない
作为对手、对象、共事伙伴;
不理睬、不与共事、不欢迎

怠けてばかりいると、誰も相手にしなくなるよ。
  如果懒惰的话,就会变得谁都不想理睬了。
彼は相手にしてくれない。
  他不理我
彼は友達から相手にされない。
  朋友们都不理睬他。
誰もあの男を相手にしない。
  谁都不睬他。

怒っている、機嫌が悪い人を相手にすると異常なほどに怖いんです

いつもずるずるとすると、誰も相手にしたくない。
いつもうわさを言うと、誰も相手にしなくなるよ。
彼女は相手にしてくれない。
親も彼を相手にしない。


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常用漢字28/1945「潟」



[音]セキ(漢) [訓] かた

㈠セキ
  砂州で遮られてできた海辺の湖。
㈡かた
1 砂州によって外海から分離されてできる海岸の湖。潟湖。ラグーン。
2 浦。入り江。湾。
3 遠浅の海岸で、潮が満ちると隠れ、引くと現れるところ。干潟。



潟湖」 せきこ
  湾口に発達した砂州によって外海と切り離されてできた湖。潟。

八郎潟」 はちろうがた
  秋田県北西部、男鹿半島の基部にある海跡湖。かつては日本第二の大湖であったが、昭和32年(1957)からの干拓により耕地化し、同39年大潟村が作られ、面積の約二割が調節池として残る。
邑知潟」 おうちがた = 「大蛇潟」 おろちがた
  石川県羽咋市の潟湖。能登半島基部にあり、トキの生息地であった。現在は干拓され、ほとんど消滅。
  もと大蛇潟とも。
河北潟」 かほくがた
  石川県中部にある潟湖。かつての四分の三近くが干拓されて、現在は面積5.1平方キロメートル。西側に内灘砂丘がある。



年魚市潟」 あゆちがた
  名古屋市南区辺りの、かつて入り海であった一帯。
石見潟」 いわみがた
  島根県江津市から浜田市にかけての海岸。
象潟」 きさかた
  秋田県にかほ市の地名。旧町名。日本海に面する。
  もとは入り江で、八十八潟九十九島と形容される景勝地であったが、文化元年(1804)の自身で陸地化し、現在は水田。
清見潟」 きよみがた
  静岡市東部、旧清水市の興津から袖師にかけての海岸。清水港を隔てて三保の松原に対する。
難波潟」  なにわがた = 「難波江」 なにわえ
  上代、大阪市の上町台地の西側まで来ていた海域の古称。
鳴海潟」 なるみがた
  名古屋市緑区鳴海付近にあった海浜。
播磨潟」 はりまがた
  明石市から西の兵庫県の海岸。
松浦潟」 まつうらがた・まつらがた
  佐賀県、唐津湾の虹の松原の沿岸一帯の称。



干潟」 ひがた
  海岸で潮が引いたときに現れる砂泥底。潮干潟
潮干潟」 しおひがた
  潮が引いて現れた干潟。特に、春の大潮の干潟。
遠干潟」 とおひがた
  遠くまで潮の引いた潟。

有明海」 ありあけかい = 「筑紫潟」 つくしがた
  九州西部、長崎・佐賀・福岡・熊本4県に囲まれた海域。不知火(しらぬい)の名所。干満の差が激しく、広大な干潟にはムツゴロウやワラスボなどが生息。
潟スキー」 がたスキー
  九州の有名海などで、ムツゴロウやワラスボなどの漁に使う道具。長さ2メートル前後、幅30センチ前後のスノーボードのような
板。上に乗って足で蹴り干潟を移動する。押し板。はね板。



潟上市」 かたがみ・し
  秋田県東部にある市。南に接する秋田市のベッドタウン化が進む。
  平成17年(2005)3月に昭和町、飯田川町、天王町が合併して成立。人口3.6万。

新潟」 にいがた
1 =「新潟県」 中部地方北東部の県。もとの越後・佐渡に当たる。米どころとして知られる。
2 =「新潟市」 新潟県中北部の市。県庁所在地。信濃川河口にあり、日本海側の重要港。安政5年(1858)の日米修好通商条約で開港場となる。現在は重化学工業が盛ん。平成17年(2005)3月に新津市、白根市、豊栄市と周辺9町村を、10月に巻町を編入。同19年(2007)4月、指定都市となった。人口80.7万。
新潟平野」 にいがた・へいや = 「越後平野」 えちごへいや
  新潟県中央部の平野。信濃川と阿賀野川の下流域。日本最大の米作地帯。
新潟大学
  新潟市にある国立大学法人。新潟医科大学・同付属医学専門部・新潟高等学校・長岡工業専門学校・新潟第一師範学校・新潟第二師範学校・新潟青年師範学校・新潟県立農林専門学校を統合し、昭和24年(1949)新制大学として発足。平成16年(2004)国立大学法人となる。



鳥潟右一」 とりがた・ういち
  [1883~1923]通信工学者。秋田の生まれ。逓信技師。日本の無線電信電話の技術を世界的水準に高め、鉱石検波器などを完成。

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常用漢字27/1945「喚」


[音]カン(クヮン)(呉)(漢) [訓]わめく よぶ
1 大声で呼ぶ。わめく。
2 呼び出す。



喚く」 おめく
  叫び声を上げる。わめく。
喚く叫く」 わめく
  大声で叫ぶ。大声をあげて騒ぐ。
  「酔漢が喚く」「泣こうが喚こうが構わない
泣き喚く」 なきわめく
  わめきながら泣く。泣き叫ぶ。
  「だだをこねて泣き喚く

呼ぶ喚ぶ」 よぶ
1 相手に向かって声をあげて名前などを言う。「『おい』と呼ぶ」「呼んでも答えがない
2 声をあげてこちらに来させる。「助けを呼ぶ」「食事だと母が呼んでいる
3 客として招待する。まねく。「クラス会に先生を呼ぶ
4 呼び寄せる。来てもらう。「タクシーを呼ぶ」「医者を呼ぶ」「国元から親を呼ぶ
5 名づけて言う。称する。「年上の友人を兄と呼ぶ
6 引き寄せる。集める。「人気を呼ぶ」「波乱を呼ぶ
7 妻としてめとる。
呼び起こす喚び起こす」 よびおこす
1 眠っている人に声をかけて目を覚まさせる。「寝入り端(ばな)を呼び起される
2 うちにひそんでいたものを表に出させる。忘れていたことを思い出させる。「古い記憶を呼び起す」「感動を呼び起す
呼び鐘喚び鐘」 よびがね
1 =「喚鐘」 勤行や法会(ほうえ)などの開始を報じる小形の梵鐘。半鐘。
2 召使いなどを呼ぶときに鳴らす鐘。
喚鐘」 かんしょう
1 勤行や法会(ほうえ)などの開始を報じる小形の梵鐘。半鐘。
2 茶の湯で、用意が整って客に入室を合図するために鳴らす鐘。

呼ばる喚ばる」 よばる
  よぶ。「大声で呼ばる
呼ばう喚ばう」 よばう
1 呼びつづける。何回も呼ぶ。
2 (「夜這う」「婚う」とも書く)言い寄る。求婚する。また、女の所へ忍んで通う。
呼ばわる喚ばわる
  大声で呼びたてる。また、叫ぶ。
呼ばわり喚ばわり
1 大声で呼ぶこと。
2 人を表す語に付けて、そうときめつけて言いたてるのに用いる。
  「ぬすっと呼ばわり
軍喚ばひ」 いくさ・よばい
  戦場における敵味方の喚声。ときの声。

喚声」 かんせい
  興奮したり驚いたりしたときに発する叫び声。
  「群衆が喚声をあげる
喚呼」 かんこ
  大声で呼ぶこと。また、その声。
  「信号を喚呼して確認する

喚叫」 かんきょう
  大声を上げてさけぶこと。叫喚。
叫喚」 きょうかん
1 大声でわめきさけぶこと。「阿鼻(あび)―」
2 「叫喚地獄」の略
阿鼻叫喚」 あびきょうかん
1 仏語。阿鼻地獄と叫喚地獄とを合わせた語。地獄のさまざまの責め苦にあって泣き叫ぶようすにいう。
2 悲惨な状況に陥り、混乱して泣き叫ぶこと。
  「一瞬の事故で車中は阿鼻叫喚の巷と化す
叫喚地獄」 
  八大地獄の第四。殺生・偸盗・邪淫・飲酒をした者が落ち、熱湯や猛火の中で苦しめられ、泣きさけぶ所という。
大叫喚地獄」 = 「大叫喚
  八大地獄の第五。叫喚地獄の下にあり、五戒を破った者が落ちるとされ、呵責の激しさに大声で泣き叫ぶという。


招喚」 しょうかん
  招き呼ぶこと。また、呼び出すこと。
喚起」 かんき
  呼び起こすこと。呼び覚ますこと。
  「注意を喚起する」「世論を喚起する
喚問」 かんもん
  公的な機関に呼び出して問いただすこと。
  「国会で証人を喚問する
召喚」 しょうかん
  人を呼び出すこと。特に、裁判所が被告人・証人・鑑定人などに対し、一定の日時に裁判所その他の場所に出頭を命ずること。
  「証人として召喚される
  「召喚状」 呼び出し状。特に、裁判所が被告人・証人などを召喚するときに発する令状。

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日语惯用句型004

来源

004.
...間を置く
→...間を置いて...
每隔一段时间……
每隔一段距离……

電車は五分の間を置いて出る。
  每隔5分钟开出一班电车。
遠くで雷の音が間を置いて聞こえる。
  隔一段时间才能听见远处的雷声。
一定の間を置いて並木を植える。  並木・なみき
  隔一定的距离种行道树。

一定の間を置いて戦争が起こる。
  所谓天下之道,合久必分分久必合。
短い間を置いておくびが出る。
  没一会儿就打一个饱嗝。


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22.獅子身中の虫

しし・しんちゅう・の・むし

意味:内部のものでありながら、内部に害をなすものの譬。

注釈:獅子の体内に寄生して獅子の恩恵にあずかっていながら志士に害を加える虫のことから。もと、仏教語。

出典:梵網経 ぼんもうきょう

英語:a thorn in one's flesh

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日语惯用句型003

来源


003.
…間に…
…あいだに…
在……期间……

名詞   + の間に…
形容動詞+ な間に…
形容詞  + 間に…
動詞   + 間に…
動詞   + ている間に…

述词里所出现的动词是一次性的瞬间动词,表示持续的某一点,或一段期间里进行或发生的某动作

留守の間に、泥棒が家に入った。
  家里没人时,来了小偷。
東京にいる間に、一度上の美術館へ行ったことがある。
  在东京期间,我曾去过一次上野美术馆。
彼は三年前、日本に留学している間に結婚しました。
  他三年前在日本留学期间结婚了。

スーパーで買い物をしている間に、倒れました。


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一級単語010

0
イェス
一、[名]承知。賛成。
  「イェスかノーか、どっちだ
二、[感]応諾の語。そうです。はい。そのとおり。
  「イエスマン好好先生,唯唯喏喏的人



1
家出】 いえで
1 帰らないつもりでひそかに家を出ること。
  「娘が家出する女儿出奔
  「都会にあこがれて家出する向往城市逃出家门
  「家出人
2 外出すること。
3 僧になること。出家。



2
生かす】 いかす
1 いったん息絶えたものを生き返らせる。蘇生させる。
  「溺れた人を人工呼吸で生かす
2 死なないようにする。命を長らえさせる。
  留活命
  「魚をいけすに入れて生かしておく
  「取った鯉を水の中に入れて生かしておく把打来的鲤鱼放到水里养活
  「もう生かしちゃ置けない不能再留他这条命
  「彼を生かすも殺すも全てあなたの考え次第だ叫他死还是活,都由你说了算
3 有効に使う。活用する。
  「長年の経験を生かす
  「腕を生かす发挥本领
  「才能を十分に生かす充分发挥才干
  「廃物を生かす废物利用
  「時間を生かして使う有效地利用时间
  「素材を生かして料理する
  「料理は材料の味を生かすことが大切だ烹饪最重要是保留材料的原味
4 一度消した文や字句などを復活させる。
  「元の文章を生かす



3
如何に】 いかに
一、[副]
1 状態などについての疑問を表す。どのように。どんなふうに。
  「人間、いかに生くべきか
  「以下に生きるべきか、これは一生の問題である应该怎么样生活呢,这是一生的问题
  「彼の運命やいかに
  「いかにすべきかわからない不知如何是好
  「この答えや如何に这该怎么样答复好呢?
  「運命や果たして如何に命运会怎样呢?
  「首尾や如何にと待った静观事态如何发展
2 程度などについて推量する気持ちを表す。どれほど。どんなに。
  「いかに大きな打撃を受けたか誰にもわかるまい
  「健康が如何に大切か、失ってみてはじめて分かる健康是多么的宝贵,只有失去时才会明白
  「戦争で如何に多くの人命が失われたことか有多少人因为战争而丧生啊
3 (あとに「てもなどの語を伴って)逆接の意味を強める。どんなに。
  「いかに苦しくてもがんばる
  「如何に難しくてもやり遂げなければならない无论多难也要干到底
  「如何に親しい仲でもこの秘密は話せない这个秘密是无论多么亲近的人也不能告诉的
4 原因・理由などについての疑問を表す。なぜ。どうして。
5 反語を表す。どうして…か。
二、[感]
  人に呼びかけるときに用いる語。おい。もしもし。




4
いかにも
[連語]《「は係助詞》
1 程度・状態のはなはだしいことを表す。どう考えても。全く。実に。
  「いかにも残念そうだ
2 相手の考えを強く肯定する意を表す。なるほど。確かに。
  「いかにもそうだ的确是那样
  「いかにも、おっしゃるとおりです您说的一点也不错
  「おっしゃることはいかにもごもっともです您说的完全正确
  「いかにも、私が本人です
  「いかにもありそうなことだ确有可能
  「如何にもあの人の言いそうなことだ完全是那个人的口吻
3 まさしく。さも。
  「いかにも君らしい
  「いかにも本物らしくみえる
  「如何にも哀れな有様だ实在是一幅可怜的样子
  「如何にも困ったような顔很为难的样子
  「如何にも本当らしいうそ简直像真事一般的谎言
  「彼はいかにも自分が偉いといわんばかりだ他简直是在说自己伟大。
4 (あとに打消しの語を伴って)どうしても。けっして。
5 困難であるが実現させたいという気持ちを表す。なんとかして。ぜひ。
6 状態・手段などを特に限定せず、漠然と認める気持ちを表す。どのようにでも。
7 (「いかにもなるの形で)死ぬことの遠回しな言い方。



5
怒り】 いかり
  おこること。いきどおり。立腹。
  「怒りがこみあげる怒上心头,愤怒涌上心头
  「世間の怒りを買う惹人生气
  「怒りを押さえる压住怒气
  「激しい怒りを覚える感到异常愤怒
  「怒りに燃える燃起怒火
  「怒りが解ける消怒、息怒
  「怒りが爆発する怒气爆发
  「怒り心頭に発する怒上心头



6
】 いき
[名・形動]《「意気から転じた語》
1 気質・態度・身なりなどがさっぱりとあかぬけしていて、しかも色気があること。また、そのさま。
  漂亮、俊俏、帅、潇洒
  「粋な姿
  「粋な柄
  「粋な店
  「粋な男
  「粋な身なりをしている穿着漂亮
  「帽子を粋に傾けてかぶっている歪戴着帽子,很帅
2 人情の機微、特に男女関係についてよく理解していること。また、そのさま。
  「粋な計らい处理得当
3 花柳界の事情に通じていること。また、花柳界。
  「粋筋



7
異議】 いぎ
1 一つの意見に対して、反対または不服であるという意見。異論。異義。
  「異議を唱える
  「異議なし没有反对意见
  「異議を申し立てる提出异议
  「町の道路建設計画に異議を唱える对于建设城镇的道路计划提出反对意见
  「異議をさしはさむ插入不同的意见
2 法律用語。
 ①法律上の効果を生じさせないために、相手の行為に対して反対・不服の意思を表示すること。
 ②裁判所その他の国家機関の処分に対する不服の意思表示。



8
生き甲斐】 いきがい
  生きるに値するもの。生きていくはりあいや喜び。
  「生き甲斐を見いだす
  「生き甲斐のある生活有意义的生活
  「生き甲斐を感じる感到活得有意义
  「息子の成長だけが彼の生き甲斐だ儿子的成长是他人生的惟一意义



9
行き違い】 いきちがい・ゆきちがい
1 すれちがいになって、出会わないでしまうこと。
  走岔、相左
  「彼女とは行き違いになってしまった跟她走岔了
  「手紙が行き違いになる彼此的信寄岔了;双方的信(在收到对方信之前)同时寄出
  「電話が行き違いになる
2 意志がうまく通じないで、くい違いを生じること。
  弄错(关系);(意见有)差错;产生龃龉;(感情)失和、不睦
  「感情の行き違いが生じる
  「二人の間に行き違いがあったらしい两人之间似乎失和了
  「感情の行き違い感情上的不和
  「当方の行き違いでご迷惑をおかけしました因我们的差错,给您添麻烦了

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甲状腺

甲状腺
  喉頭の下方、気管の前方にある蝶形の内分泌腺。甲状腺ホルモンを分泌して物質代謝を促し、身体の成熟を促進させる。
甲状腺機能亢進症
  甲状腺の機能が異常に亢進した状態。血中の甲状腺ホルモンが過剰となり、それによる症状が現れる。バセドー病はその代表。甲状腺ホルモン過剰症。
甲状腺機能低下症
  甲状腺の機能が低下した状態。血中の甲状腺ホルモンが減少し、それによる症状が現れる。乳幼児期のクレチン病、大人では粘液水腫となる。甲状腺ホルモン過少症。
甲状腺刺激ホルモン
  脳下垂体の前葉から分泌されるホルモン。甲状腺ホルモンの生成・分泌を促す。TSH。
甲状腺腫」 ~しゅ
  甲状腺に腫れが生じている状態。
甲状腺ホルモン
  甲状腺で生成・分泌されるホルモン。沃素(ようそ)を多く含む。甲状腺から分泌されるホルモンには物質代謝を促す作用をするチロキシン・トリヨードチロニンや、血液中のカルシウム濃度を低下させるカルシトニンがある。
副甲状腺
  甲状腺の後ろ側にふつう二対4個ある米粒状の内分泌腺。副甲状腺ホルモンを分泌する。上皮小体。
副甲状腺ホルモン
  副甲状腺から分泌されるホルモン。血液中のカルシウムの濃度を維持する作用があり、骨に働いてカルシウムを放出させ、腎臓に働いてその再吸収を亢進(こうしん)させる。パラソルモン。上皮小体ホルモン。


地名

甲信越
  甲斐・信濃・越後の3国を併せた呼び名。

甲武信岳
  山梨・埼玉・長野の3県境にある秩父(ちちぶ)山地の高峰。標高2475メートル。甲斐・武蔵・信濃の国境にあるところからの名。甲武信ヶ岳。

武甲

  武蔵国と甲斐国。甲武。
武甲山

  埼玉県西部の山。秩父市と秩父郡横瀬町の境にある。古来信仰の山。石灰岩採掘が行われ、山体が破壊。かつての標高は1336メートル。

六甲山
  兵庫県神戸市の北部にある、六甲山地の主峰。標高931メートル。観光・保養地として知られる。もと武庫の山で、のちに六甲の字を当てて音読したもの。
八甲田山

  青森県中部の火山群。十和田湖の北にあり、最高峰の標高1584メートルの大岳をはじめ、小岳・横岳・櫛ヶ峰・駒ヶ峰・乗鞍山などが連なる。温泉も多い。

甲斐」 かい
1 旧国名の一。現在の山梨県にあたる。甲州。
2 =「甲斐市」 山梨県中西部、釜無川東岸にある市。武田信玄が築いた信玄堤の遺構がある。江戸時代には綿花栽培が盛んで、現在はぶどうなど果樹栽培のほか、電子産業も発達。平成16年(2004)竜王町、敷島町、双葉町が合併して成立。人口7.2万。
甲斐犬
  日本犬の一。山梨県の原産。中形で、体高約45センチ、毛色は虎毛。元来は猟犬で、動作が敏捷。かいけん。
甲斐ヶ嶺甲斐ヶ根
  甲斐にある高山。赤石山脈の主峰、白根山のこと。甲斐の白根。[歌枕]
甲斐駒ヶ岳
  山梨・長野県境にある駒ヶ岳の通称。甲斐駒。
甲斐神頭
  シソ科の多年草。山地に生え、高さ20~40センチ。茎は赤紫色を帯び、全体に白い毛を密生する。葉は卵形で、対生。初夏、紅紫色の花を穂状につける。名は、甲斐に産するリンドウの意という。甲斐神草。
秩父多摩甲斐国立公園
  東京・埼玉・山梨・長野の一都3県にまたがる国立公園。森林と渓谷の景勝に富み、奥多摩湖・日原鍾乳洞・秩父湖・昇仙峡などがある。

甲州
1 甲斐(かい)国の異称。
2 =「甲州市」 山梨県北東部にある市。大菩薩峠をかかえる山岳地帯から南西に甲府盆地が広がる。ブドウ・ワインの生産が盛ん。平成17年(2005)11月、塩山市・勝沼町・大和村が合併して成立。人口3.7万。
甲州金」 こうしゅうきん
  =「甲金」 甲斐国で鋳造され、甲斐一国に限って通用した金貨。戦国時代、武田氏が鋳造し、江戸末期まで流通した。
  →「古甲金」  甲州金のうち、元禄(1688~1704)以前に鋳造されたもの。以後のものを新甲金という。
甲州法度
  戦国時代、武田信玄が制定した分国法。正しくは、甲州法度之次第。領国内の秩序維持のため、地頭の職権などを規定。信玄家法。
甲州枡」 こうしゅうます
  江戸時代、甲州で使用された枡。容積は京枡の約3倍。武田氏以来の枡という。
甲州流
  小幡勘兵衛景憲(かげのり)が創始した兵法の一流派。江戸初期に始まり、武田信玄・山本勘助らの流儀を受け継いだといわれる。信玄流。武田流。
甲州タバコ
  甲州産のタバコ。竜王。
甲州葡萄
1 山梨県の甲府市・甲州市を中心とする地方で産出するブドウの総称。
2 ブドウの一品種。甲府盆地の特産。果実は明るい紫褐色で、甘味が強い。12世紀ごろ、中国から移入したといわれ、日本で最も古くから栽培。《季 秋》
甲州街道」 こうしゅうかいどう
  五街道の一。江戸の日本橋から内藤新宿(新宿の古称)を経て甲府に至り、さらに下諏訪(しもすわ)で中山道と合する。甲州道中。




甲府」 = 「甲府市

  山梨県中央部の市。県庁所在地。戦国時代に武田信玄の城下町として発達、また甲州街道最大の宿場町として栄え、のち江戸幕府の直轄領となった。昭和初
期までは養蚕・製糸で知られた。ワイン・水晶細工などを産する。平成18年(2006)3月、中道町・上九一色(かみくいしき)村北部を編入。人口
20.0万。


甲府城


  甲府市にあった城。天正11年(1583)、徳川家康が築城を開始。途中浅野長政らが引き継ぎ、慶長5年(1600)完成。舞鶴城。


甲府盆地


  山梨県中央部、甲府市を中心とする盆地。ブドウ・桃の産地。

甲府勤番

  江戸幕府の職名。老中の下に属し、幕府直轄の甲府城警固に当たった。多く小普請組から任じられ、のちには江戸から左遷された者が命じられた。

甲府勤番支配

  江戸幕府の職名。甲府に在住し、甲府勤番の職務を統轄し、府中の一切の政務をつかさどった。




甲賀」 こうか・こうが = 「甲賀市




  滋賀県南端、鈴鹿山脈西麓にある市。野洲川などの原流域で、琵琶湖の水源のひとつ。信楽焼や水口細工など独自の工芸品が有名。平成16年(2004)水口町、土山町、甲賀町、甲南町、信楽町が合併して成立。人口9.5万。




甲賀者」 こうがもの = 「甲賀衆」 こうがしゅう




  近江(おうみ)甲賀地方の郷士。忍びの術に長じ、一部は江戸幕府や諸大名に召し抱えられた。



甲賀組




  江戸幕府の鉄砲百人組4隊のうち、甲賀者で組織した組。




甲賀三郎




  諏訪明神の本地として、また近江国水口の大岡寺の観音堂縁起として語り継がれた説話。また、その主人公。





甲比丹甲必丹」 captain
1 江戸時代、長崎のオランダ商館の館長の称。
2 江戸時代、日本にやって来たヨーロッパ船の船長。
3 縦糸に色糸、横糸に白糸を用いた縞の絹織物。1が将来したもの。


甲源一刀流

  江戸後期の秩父の郷士逸見義年を開祖とする一刀流の流派。その先祖新羅三郎義光の三男三郎義清が甲斐源氏の祖であったところからいう。

甲宗八幡神社
  北九州市門司区にある神社。祭神は応神天皇・神功皇后(じんぐうこうごう)ほか三神。神体は、神功皇后が三韓出兵のときに着けた甲(よろい)という。貞観2年(860)の創建と伝えられる。

勾配海気
  太い糸を織り込んで、縞や格子状の盛り上がった線をあらわした絹織物。◆「紅梅甲斐絹」「高配甲斐絹」とも書く。

甲南大学
  神戸市東灘区にある私立大学。大正7年(1918)設立の甲南中学校に始まり、甲南高等学校を経て、昭和26年(1951)新制大学として発足。

甲陽軍鑑
  江戸初期の軍学書。20巻。武田信玄の臣、高坂昌信の著述というが、小幡景憲編纂説が有力。信玄を中心とし、甲州武士の事績・心構え・理想を述べたもの。

原田甲斐

  [1619~1671]江戸前期の仙台藩士。名は宗輔(むねすけ)。伊達安芸宗重との争いから、大老酒井忠清邸で宗重を斬(き)り、みずからも斬られた。伊達騒動の中心人物として、歌舞伎・浄瑠璃に登場する。

谷甲州
  [1951~ ]小説家。兵庫の生まれ。本名、谷本秀喜。青年海外協力隊としてネパール在勤中に作家デビュー。航空宇宙軍史シリーズなどのSFのほか、山岳小説シリーズもある。「火星鉄道一九」「終わりなき索敵」「白き嶺の男」など。


鳥兜鳥甲
1 舞楽の襲装束に用いるかぶり物。鳳凰の頭をかたどり、厚紙に金襴・紅絹などをかぶせて作る。曲により形式・色彩などが異なる。
2 キンポウゲ科の多年草。高さ約1メートル。葉は手のひら状に深く裂けている。秋、深紫色の冠状の花が集まって咲く。また、ハナトリカブトなどを含め、トリカブト属の総称。塊根は猛毒であるが、漢方では主根を烏頭、側根を附子といい、神経痛・リウマチなどの鎮痛薬に用いる。かぶとぎく。かぶとばな。


鈍甲

1 カワアナゴ科の淡水魚。川・池・沼にすみ、全長約15センチ。体形はハゼ形で頭部は扁平。体色に変異が多い。本州中部以南に分布。美味。いしぶし。

2 チチブ・カジカ・イタチウオの別名。


保甲法

  中国、北宋の王安石の新法の一。傭兵に代わる兵農一致政策で、10戸を保、5保を大保、10大保を都保とし、軍事訓練を施し、警防の任に当たらせた。保甲。

里甲制


  中国、明代から清代初頭にかけて行われた地方村落の自治制度。1381年制定。110戸を1里とし、そのうち富裕な10戸を里長、残りの100戸を甲首戸として10戸ずつ10甲に分け、毎年輪番で1里長と10甲首の正役となり、租税徴収・治安維持などにあたった。



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日语惯用句型002

来源

002.
…間…
…あいだ…
在……时间里一直……

接续形式:
名詞   + の間…
形容詞  + 間…
動詞   + 間…
動詞   + ている間…

述词出现的一定是持续动词或状态动词,表示在一段持续的时间里,某动作或状态一直在持续着

あなたが電話をかけている間、私はここで待っています。
  你打电话的时候,我一直在等你。
彼がいない間、私が代わりに通訳します。
  他不在时,我代替他做口译。
電車に乗っている間は、新聞を読んでいた。
  坐电车时,一直在看报纸。


入院の間、私はずっと寝ていた。
迷っている間、正しい道を探していた。
寝る間、うわごとを言っていた。


从例句里,我还找到了一直想知道的一个说法——就是“我替~做~”。
山口先生の代わりに、試験監督をする。

哦,顺便——“再来碗饭”的说法是「おかわり
ご飯のお代わりをする。 添饭、再来碗饭
コーヒーのお代わりをする。 再来杯咖啡
お代わり自由。 随便吃喝,管够

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一級単語009

0
暗算】 あんざん
  筆算したり計算器具を使ったりせずに、頭の中だけで計算すること。
  「安産で計算をする用心算(计算)
  中国话“暗算”的日语解释:「陰謀を企むいんぼうをたくらむ



1
暗示】 あんじ
1 物事を明確には示さず、手がかりを与えてそれとなく知らせること。また、そのような手がかり。サジェスチョン。
  「暗示を与える
  「将来を暗示する事件
  「答えを暗示する
  「暗示療法
2 人の感情や考えが、言葉や絵などの間接的な手段によって無意識のうちに強制によらずにある方向に変化する現象。
  「暗示にかかる被心理暗示束缚住



2
案ずる】【案じる
1 考えをめぐらす。考え出す。いろいろ工夫する。
  「一計を案ずる想出一条办法
  「碁盤に向かって次の手を案ずる对着棋盘思索下一步棋
2 心配する。思い煩う。気遣う。
  「妻の体を案じる
  「試験は案じたほどでもなく、無事に終わった考试并不像担心的那样,很顺利地结束了
  「案ずるには及ばない
  「将来を案ずる
3 はっきりしない点を明らかにする。

案ずるより産むがやすし
  事情并没有想像的那么难、车到山前必有路



3
安静】 あんせい
1 安らかで落ち着いていること。また、そのさま。
  「心身の安静を保つ保持身心的安静
2 病気治療のため、静かに寝ていること。
  「絶対安静が必要だ
  「安静にしてなきゃだめじゃない不好好地休息(疗养)怎么成?



4
案の定】 あんのじょう
  [副]予想していたとおりに事が運ぶさま。果たして。
  果然、不出所产
  「案の定失敗した
  「危ないと思ったら案の定だ认为危险,果然不出所料



5
】 い
1 他と違っていること。また、他と異なった意見。
  「異を唱える标新立异
  「異を立てる提出异议
2 普通とは違っていること。不思議なこと。また、そのさま。
  「異なことを言う
  「異とするに足りない不足为奇
  「縁は異なもの缘,妙不可言



6
】 い
1 心に思うこと。気持ち。考え。意見。
  「遺憾の意を表す
  「意を決する
  「意に介さない
  「意を尽くす
  「意のままに振舞う
  「意を得ず
  「意を強くする
  「意を迎える
  「意を汲む
  「意に反する
  「満足の意を表する
  「社長の意を対して交渉する
  「否定の意を表す
2 言葉や行為が表している内容。意味。わけ。
  「読書百遍意おのずから通ず
3 《(梵)manasの訳》仏語。あれこれと思いめぐらす心の働き。思量。
  「心、意、識



7
いいかげん
一[形動][ナリ]
1 仕事を最後までやり遂げずに途中で投げ出すさま。投げやり。おざなり。無責任。
  「いい加減なやり方
  「いい加減な人
  「人をいい加減にあしらう对人没有诚意、虚与委蛇
  「いい加減な返事不负责任的回答
  「いい加減な話靠不住的消息
  「いい加減なことを言う随便乱说,信口雌黄
  「いい加減に仕上げる胡乱做完,敷衍了事
2 相当な程度に達しているので、ほどほどのところで終わってほしいさま。
  「いい加減に雨もやんでほしい
  「冗談はいい加減でやめてくれ
  「いい加減なしかり方では言うことを聞かない不疼不痒地说几句,他还是不会听话
  「ぼくの英語はいい加減なものだ我的英语马马虎虎
  「いい加減な勉強ではあの資格は取れない不认真学习,是拿不到那个合格证的
二[副]かなり。相当。
  「いい加減いやになった
  「いい加減飽きがきた
  「もういい加減酔った已经相当醉了
  「いい加減腹が立つよ真叫我生气
  「彼にはいい加減愛想が尽きた我已经不想理他了
三[連語]程よい程度。手ごろ。適当。
  「丁度いい加減の温度
  「白菜をいい加減な大きさに切る
  「いい加減の湯
  「小物をしまうのにいい加減の大きさの箱

いい加減なところで】 差不多、适当
  「君の話はいつまで続くんだ、いい加減なところで切り上げてくれ
   你说不完啦,适可而止吧
  「いい加減なところで勉強はやめて、一緒にお茶でも飲まないか
   学习适当停一下,一起去喝茶吧

いい加減にしろ】 算了吧!别说了!够啦!
  「冗談もいい加減にしろ别开玩笑啦!
  「いたずらはもういい加減にしなさい别再淘气了,适可而止吧!



8
言い訳】 いいわけ
1 筋道を立てて説明すること。
 ①自己の事情を説明して、弁解をすること。弁明。
  「いまさら言い訳してもおそい
  「筋の通らない言い訳をする作不合道理的辩解
  「そんなことをしては言い訳が立たない那样做没有道理
  「君は責任者なんだからそんな言い訳は通らない你是负责人,这种辩解是行不通的
 ②物事の筋道を説明すること。解説。
2 (言い分け)言葉を別々の意味に分けて使うこと。
3 過失・罪などをわびること。謝罪。
  「言い訳の手紙を出す写信道歉



9
医院】 いいん
  主に通院によって病気を診察し治療をする所。ふつう個人経営で小規模のものをさす。診療所。
  「医院を開業する创办医院

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高声

上下甲乙」 かるめる
  邦楽で、高い調子の「かる」と低い調子の「める」。かりめり。めりかり。
乙甲減上」 めりかり

  《邦楽で、基本の音より音高が下がったものを「めり」、上がったものを「かり」というところから》

1 音の高低。抑揚。

2 音声に抑揚をつけること。めりはり。


甲声」 かんごえ
  かん高い声。高くひびく声。
甲高疳高」 かんだか
  声が甲高いさま。
甲高い疳高い」 かんだかい
  声の調子が高く鋭い。
  「甲高い声で叫ぶ
甲走る癇走る」 かんばしる = 「甲張る」 かんばる
  声が、きんきんと高く響く。
  「甲走った声
甲張り声」  かんばりごえ
  甲高い声。

「胛」の代用字

肩甲骨肩胛骨」 けんこうこつ
  左右の肩にあって、腕の骨と胴をつなぐ逆三角形の大きな骨。かいがらぼね。


勘所甲所肝所
1 三味線などで、音調を整えるために指で弦を押さえるところ。つぼ。
2 はずすことのできない大事なところ。肝心なところ。急所。「勘所を心得た仕事ぶり

甲立て紙立て」 こうだて
  《「かみたて(紙立て)」の変化した語という》
  正式の供応のとき、折敷など食膳の盛り物の周囲に、種々の形に折って立てる紙。饗立て。
 
箕甲」 切妻屋根や入母屋屋根で、破風ぎわの曲面をなす部分。

甲斐

甲斐」 かい
1 行動の結果として現れるしるし。努力した効果。
  「我慢した甲斐があった
2 期待できるだけの値うち。
  「生きている甲斐がない
甲斐」 がい
1 動詞の連用形や動作性の名詞などに付いて、その行為をした効果・効験の意を表す。
  「生き甲斐」「働き甲斐
  「努力の甲斐が現れる」 显出努力的效果
  「行ってみた甲斐があった」 没白跑一趟
  「薬石甲斐なく、本日なくなった」 医治无效,今日去世
2 主として人間関係を表す名詞に付いて、その人間関係の効果を発揮する意を表す。…としてのよしみ。
  「友達甲斐」 友情、够朋友 
  「それじゃ友達甲斐がないじゃないか。」 那可太不够朋友了
3 打消しや希望の助動詞などに付いて、動作や状態の程度を表す。

  「骨を折った甲斐がなかった」 白费劲了 
言い甲斐
  言葉に出して言うだけの価値。
  「素直に聞き入れるので言い甲斐がある
言ひ甲斐無し
1 取り立てて言うだけの値打ちがない。つまらない。
2 不甲斐無い。意気地がない。
言ふ甲斐無し
1 言ってもその効果がない。
2 言ってみても取り返しがつかない。特に、死ぬことを遠回しにいう。
3 言うだけの値打ちがない。言うに足りない。
4 見苦しい。ふがいない。 = 「言ひ甲斐無し
生き甲斐
  生きるに値するもの。生きていくはりあいや喜び。人生的意思、生活的价值
  「生き甲斐を見いだす

  「息子の成長だけが彼の生き甲斐だ。」 儿子的成长是他人生的唯一意义。
甲斐甲斐しい
1 動作などがいかにも手ぎわよく、きびきびしているさま。
  「甲斐甲斐しく立ち働く」「甲斐甲斐しいエプロン姿
  「甲斐甲斐しいいでたち」 利落的打扮
2 骨身を惜しまずに仕事に打ち込むさま。けなげだ。
  「甲斐甲斐しく看病する
  「若い女性が甲斐甲斐しく立ち働く」 年轻女人勤快地干活
  「甲斐甲斐しく病人を看護する」 勤快地护理病人
3 効果がはっきり現れるさま。物事が期待どおりになるさま。
4 頼りがいのあるさま。頼もしいさま。
死なず甲斐不死甲斐
  《近世語》死なずに住んだのが幸いというほどの、ひどい仕打ちにあうさま。
頼り甲斐
  頼りにするだけのねうち。頼っただけの効果。值得信赖的。
  「さすが頼り甲斐のある先輩だ
友達甲斐
  友人に値するだけの価値。友人としてふさわしい付き合い。
人甲斐
  人としての生きがい。人間らしいしるし。
年甲斐
  与年龄相衬的言谈举止。

  年齢にふさわしい思慮や分別。
  →「年甲斐もない」 年齢にふさわしくなく愚かである。

    「年甲斐も無く派手なけんかをしてしまった
    「年甲斐も無くすぐかっとなる」 年纪之么大了动不动就发火
甲斐無い

1 何かをしただけの効き目、効果が現れない。何をした所でどうする事もできない。むだだ。没有成效

  「後悔してみても、甲斐無いことだ

2 値うちがない。取るに足らない。没有价值

  「生きていても甲斐無い命だ

3 意気地がない。ふがいない。かいしょうがない。不成器、没志气

甲斐性」 かいしょう・かいしょ

  物事をやり遂げようとする気力、根性。また、働きがあって頼もしい気性。多く、経済的な生活能力をいう。

  「甲斐性のある息子
  →「甲斐性無し

    意気地のないこと。頼りにならないこと。また、その人。かいしょなし。

    没志气的,不求长进的,没出息的,窝囊的

    「いつまでも親のすねをかじる甲斐性無し
腑甲斐無い不甲斐無い
  不中用、没出息、没志气、窝囊、不争气
  情けないほど意気地がない。まったくだらしがない。
  「零敗とは不甲斐無い
  「不甲斐無い男」  没出息的男人,窝囊废
  「自分ながら不甲斐無いと思っている」  连(我)自己都觉得很窝囊
  「肝心な時に逃げ出すなんて不甲斐無いやつだ」 在最要紧的时候逃跑,真是没出息

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21.蛙の子は蛙

老鼠生的儿子会打洞!——所以我如果结婚生子的话,那肯定是一个错误!

何事も子は親に似るものだということ。子は親の進んだ道を歩むものだ。
また、凡人の子はやはり凡人だというときにも使う。

類:●瓜の蔓に茄子はならぬ ————这话怎么听着像种瓜得瓜种豆得豆啊
  ●Like father, like son.
反:●鳶が鷹を生む

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日语惯用句型001

来源

001.
相変わらず…
あいかわらず…
照常(仍旧、依然)……

この辺は相変わらず賑やかだ。
  这附近跟往常一样热闹。
今朝も電車は相変わらず込んでいた。
  今天早上的电车仍然很拥挤。
彼は相変わらず仕事に勤しんでいる。  勤しむ・いそしむ
  他还是一样忙于工作。


今日は相変わらずめまいしてる。
  今天还是头晕。

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一級単語008

0
ありふれる
  (多く「ありふれた」「ありふれているの形で)
  どこにでもある。ざらにある。普通であって珍しくない。
  常见、常有、不希奇
  「有り触れた事件
  「有り触れた話 老生常谈
  「有り触れた考え 通常的想法
  「有り触れた品で珍しくない 是常见的东西不足为奇
  「そんな名前は有り触れている 那种名字多得很



1
アルカリ
  《もとアラビア語で、海の草の灰の意》
  水に溶けて塩基性を示す物質の総称。ふつう、アルカリ金属・アルカリ土類金属の水酸化物をいう。
  碱、强碱
  「アルカリ化  碱化
  「アルカリ岩  碱性岩
  「アルカリ乾電池碱性干电池
  「アルカリ金属 碱金属
  「アルカリ中和物解碱剂、抗碱剂
  「アルカリ定量法碱量定量法
  「アルカリ滴定 碱量滴定法
  「アルカリ度  碱度
  「アルカリ土類 碱土
  「アルカリ溶解 与碱共溶



2
アルコール
1 炭化水素の水素原子を水酸基で置換した形の化合物の総称。エステル・油脂や蝋(ろう)として自然界に多く存在し、また糖の発酵によって生じ、合成もされる。メチルアルコール・エチルアルコールなど。特に、エチルアルコールをさす。
  「工業用アルコール工业用酒精
  「アルコール飲料 酒精饮料
  「アルコール分  酒精成分
2 アルコール飲料。酒類。
  「アルコールに強い 酒量大;海量
  「アルコール抜きで宴会をやる  举行免酒的宴会
  「アルコール類を一切口にしない 一切酒类概不入口;什么酒都不碰



3
アルミ】【アルミニウム
  硼素族元素の一。銀白色の軟らかく軽い金属で、展延性に富み、熱・電気の良導体。アルミノ珪酸塩として岩石・土壌中に存在する。日用品・建築材・電線・軽合金材料など用途は広い。元素記号Al 原子番号13。原子量26.98。アルミ。
  铝。
  「アルミサッシ 铝制窗框
  「アルミ製品  铝制品
  「アルミ箔   铝箔
  「アルミめっき 镀铝



4
アワー
  時間。時間帯。
  「ラッシュアワー  高峰时间段
  「ゴールデンアワー 黄金时间段



5
合わす】 あわす
  这个词没看懂到底跟「合わせる有多少意思是一样的。
  但至少有“合掌为什”的意思。
  「墓前に手を合わす



6
~合せ】 ~あわせ
  这词也不多说了,前面加个名词,就是把什么什么合在一起、比、对照的意思,我总结过不少的。
  「顔合わせ
  「歌合せ



7
アンケート
  原来这词来自法语。
  多くの人に同じ質問を出して回答を求める調査法。また、その質問。
  问卷调查,征询意见。
  「アンケートをとる 征求意见、进行问卷调查、民意调查
  「電話でアンケートを求める用电话征询意见
  「アンケート調査 问卷调查



8
アンコール】 encore
1 演奏者や歌手が予定のとおり終了し退場したあと、聴衆が拍手や掛け声で再演を望むこと。また、それにこたえて行う演奏や歌。
  「アンコールの拍手 要求重演的鼓掌
  「歌い手は三回もアンコールされた 歌手被要求重演了三次
2 再放送や再上演。
  「アンコールアワー (受欢迎的电视节目)重播的时间

アンコール】 Angkor
  カンボジア北部、トンレサップ湖畔にあるクメール王朝の遺跡。王朝は9世紀から15世紀まで栄えた。王宮のアンコールトムと、アンコールワットをはじめ多数のヒンズー教寺院の遺構がある。



9
暗殺】 あんさつ
  主に政治上の立場や思想の相違などから、ひそかに要人をねらって殺すこと。
  「大統領が暗殺される 大总统被暗杀
  「暗殺を企てる 图谋暗杀
  「暗殺者刺客

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甲壳类

甲殻」 = 「甲皮
  甲殻類の体表を覆う外皮。キチン質の層にカルシウムを含み、硬い。甲皮。甲。
甲殻類
  甲殻綱の節足動物の総称。エビ・カニ・ヤドカリ・アミ・ミジンコなど。主に水中にすみ、えらで呼吸。体は頭・胸・腹の3部に分かれ、胸部の付属肢は歩行・捕食または遊泳に、腹部の付属肢は遊泳または哺育(ほいく)に使われる。

甲羅
1 《「ら」は接尾語》カメ・カニなどの背中の部分を覆う硬い殻。甲。
2 人の背中。
3 《「功」「劫」にかけて》年の功。長い経験。
甲羅干し
  腹ばいになって背中を日光に当てること。日光浴。
甲羅蒸し
  カニの甲羅に、ほぐしたカニの身や野菜・卵黄などを調味して詰め、蒸したもの。《季 冬》
甲羅を干す
  甲羅干しをする。
蟹は甲羅に似せて穴を掘る
  《カニは自分の大きさに合わせて穴を掘るところから》
  人はその身分や力量にふさわしい言動をしたり、望みを持ったりするということのたとえ。
甲羅が生える」 こうらがはえる
  長年の経験から要領よくなったり、ずるくなったりする。
  「甲羅が生えた古参社員
甲羅を経る
  年功を積む。熟練する。また、世間ずれしてずうずうしくなる。劫ろうを経る。

亀甲」 きこう・きっこう
1 亀の甲。
2 「亀甲形」の略。
3 紋所の名。亀の甲をかたどったもの。
4 括弧の一。〔 〕の形。
亀の甲」 かめのこう
1 亀のからだを覆う角質の硬い殻。甲羅。かめのこ。
2 六角形が前後左右に連続した模様。きっこう。
3 ベンゼン環のこと。六角形をなすのでいう。
4 波しぶきを防ぐために船の船首につける厚板の囲い。
5 戦国時代に城攻めに用いた兵車で、外面を生の牛皮などで覆ったもの。
背甲
  カメ類の背面を覆う甲。
三つ亀甲
  文様・紋所の名。亀甲を三つ組み合わせたもの。三盛(みつもり)亀甲。
亀甲打ち
  亀甲の文様を打ち出した組みひも。調度・武具の類に用いる。
亀甲形
  亀の甲のように六角形が上下左右に並んだ形。また、その文様。六角形一つのものにもいう。亀甲。
亀甲墓
  沖縄で、外形が亀の甲羅を伏せたような形の墓。中国南部の様式が影響したもの。
亀甲羽熊」 きっこう・はぐま
  キク科の多年草。山地の林下に生え、高さ10~20センチ。葉は五角状。秋、白い花を多数つける。
亀甲船
1 李朝時代の朝鮮の軍船。矢や敵の侵入を防ぐため、船体上面を厚板で亀甲状に装甲した船。
2 日本の近世前期の小型軍船で1のように装甲したもの。
甲袈裟」 こうげさ
  袈裟の地が亀甲模様でそれを青・黄・紫などに染め、縁を黒色に染めた七条の袈裟。


烏賊の甲より年の功」 いかのこうより・ねんのこう
  イカの甲はあまり役に立たないが、年功は積めば積むほど価値がある。年長者の経験は重んじなければならないことをいう。
亀の甲より年の劫」 かめのこうより・ねんのこう
  《「劫」は極めて長い時間。「甲」と「劫」と音が通じるところからいう》長年の経験が貴重であるということ。亀の甲より年の功。
家有一老,如有一宝


鼈甲」 べっこう
1 海ガメの一種タイマイの甲を加工して作った装飾品の材料。半透明で、黒と黄のまだらの模様がある。櫛(くし)・ブローチなどの細工物に用いる。江戸時代、タイマイの甲の使用が禁止されたことから、名をスッポン(鼈)に借りたものという。
2 スッポンの背甲。
本甲」 ほんこう
  本物の鼈甲
鼈甲飴」 べっこうあめ
  黒砂糖や赤ざらめなどを煮て溶かし、型に流して固めた飴。色が鼈甲に似る。
鼈甲色」 べっこういろ
  鼈甲1のような色。やや黒みを帯びた黄色や透明な黄褐色など。
鼈甲蠅」 べっこうばえ
  双翅目ベッコウバエ科の昆虫。
鼈甲蜂
1 膜翅目ベッコウバチ科の昆虫。 
2 膜翅目ベッコウバチ科の昆虫の総称。
甲烏賊」 こういか
1 コウイカ科のイカ。
2 石灰質の甲をもつイカ。モンゴウイカなども含めていう。
紋甲烏賊
1 カミナリイカの市場名。特有の斑紋がある。
2 コウイカ科のヨーロッパコウイカ・トラフコウイカの市場名。前者はヨーロッパ・アフリカ沿岸に、後者は東南アジアからインド洋にかけて産し、背面に虎斑(とらふ)紋がある。
穿山甲」 センザンコウ
  有鱗目センザンコウ科の哺乳類の総称。家猫大で、全身が毛の変化したうろこで覆われ、敵にあうと丸くなる。歯がなく、長い舌でアリをとって食べる。四肢ともに鋭い鉤(かぎ)づめをもつ。アフリカから東南アジアにかけて分布。
兜虫甲虫」 かぶとむし
  コガネムシ科の昆虫。
甲虫」 こうちゅう
  甲虫目(鞘翅目とも)の昆虫の総称。
蟹甲」 かいこう
  カニのこうら。
貝香甲香」 かいこう・こうこう・へなたり
  貝、アカニシのふた。粉末にして練り香の材料とする。へなたり。こうこう。
甲骨文」 こうこつぶん = 「甲骨文字」 こうこつもじ
  《「文」は文字の意》占いの記録のためにカメの甲や獣類の骨に刻まれた中国最古の文字。多く殷墟から出土。図像的要素の強い原始文字で、漢字の原形となる。甲骨文字。
頭甲」 ずこう
1 頭蓋骨。脳天。
2 笠をかぶりよくするために裏側につける輪の形をしたもの。
翼甲類
  オルドビス紀に出現し、デボン紀に絶滅した原始的な魚類。無顎類の一群で、あごがなく、頭部は硬い骨板で覆われる。
甲に着る」 こうにきる
  他人の威光を借りたり、自分の地位を利用したりしていばることのたとえ。
笠に着る」 かさにきる
  権勢のある後援者などを頼みにしたり、自分に保障されている地位を利用したりしていばる。また、自分の施した恩徳をいいことにして勝手なことをする。
  「権力を笠に着る
狐假虎威?


盔甲类

甲冑」 かっちゅう
  戦いの時身を守るために着用する武具。胴体を覆う甲(よろい)と、頭にかぶる冑(かぶと)。
甲冑魚」 
  古生代に存在した硬く厚い外骨格をもつ魚類。翼甲類と板皮類のこと。兜魚。
甲冑師
  甲冑を作る職人。具足師。
具足師」 ぐそくし
  鎧や兜を作ったり、修理したりする職人。
堅甲
1 かたくて丈夫な鎧。「堅甲利兵
2 かたい甲殻。
佩盾脛楯膝甲」 はいだて
  鎧の付属具の一。腰の前から左右に垂らして股と膝を覆うもの。下部を小札で威したものや、革などで綴じたものがある。膝鎧。
膝鎧膝甲」 はいだて・ひざよろい
  鎧の付属具の一。腰の前から左右に垂らして股と膝を覆うもの。下部を小札で威したものや、革などで綴じたものがある。
綿甲
  唐様式を模倣した奈良末期の鎧の一。布帛で表裏を作り、中に金属片・真綿を入れて石矢を防ぐようにしたもの。綿甲冑。
直兜直甲」 ひたかぶと
  一同そろって鎧兜に身を固めること。また、その人々。
短甲
  古代に使用された鎧)の一種。鉄板を鋲で留めたり、革紐でとじたりして胴部を覆ったもの。胴丸などより丈が短い。
馬鎧馬甲」 うまよろい
  昔、軍馬に着せた武具。馬面(ばめん)・胸甲(むなよろい)・尻甲(しりよろい)からなる。
鎧形甲形
  平安時代、節会の行事などの際、近衛の官人が着た儀仗用の鎧。布帛に金・銀などの装飾を施したりして鎧の形に作ったもの。
真っ甲」 兜の鉢の正面。

甲卒」 こうそつ
  鎧をつけた兵卒。。
甲兵」 こうへい
1 武器。
2 武装した兵士。
兵甲
1 武器と甲冑。いくさの道具。兵器。
2 兵士。また、戦力。
3 戦争。
挂甲」 かけよろい
1 =「挂甲」 けいこう 古代の鎧の一。
2 =「打掛鎧挂甲」 うちかけよろい 絹布に墨・漆などを塗って作った礼装用の鎧。武官が儀式に着用した。
裏甲」 うらごう
  神社・仏閣などで、軒先の茅負(かやおい)の上にのせる化粧板。
甲鉄
1 =「甲鉄板」 軍艦・戦車・砲台などで、弾丸の防備に用いられる鋼鉄の板。
2 =「甲鉄艦」 鋼鉄板で装甲された軍艦。
装甲
1 甲(よろい)をつけて武装すること。
2 敵弾を防ぐために船体や車体に鋼鉄板を張ること。また、その鋼鉄板。「装甲された車両」「装甲艦」
装甲車
  装甲2を施した車両。特に、機関銃などで武装した軍用自動車。
機甲
  科学兵器や機械力で装備すること。
機甲部隊
  戦車・装甲車・自走砲など火力と機動力を有する機械化部隊の総称。
鉄甲」 てっこう
  鉄製のよろい・かぶと。また、非常に堅牢(けんろう)なよろい・かぶと。
徹甲弾
  装甲板の貫通を目的とする弾丸。弾頭にタングステン合金を用いる。
破甲弾」 はこうだん
  軍艦・戦車などの装甲を貫き、内部に入ってから爆発する砲弾。
甲状」 こうじょう 
  兜のような形。
甲状軟骨」 ~なんこつ
  喉頭にある最大の軟骨。喉頭全体を鎧状に保護している。頸部前面中央の隆起したところはのどぼとけと呼ばれ、男子では特に発達が顕著である。
甲が舎利になる」 こうがしゃりになる
  鎧のような堅いものが粉々に砕け、火葬後の骨の様になる意から、滅多にありえないことの喩え。
舎利が甲になる」 
  とてもありえないことのたとえ。

甲板类

甲板
㈠ こうはん・かんぱん
  船の上部にあって、鉄板または木板を張りつめた広く平らな床。デッキ。かんぱん。
  「主甲板」 しゅかんぱん 艦船で、上甲板の下の最も広い甲板。
  「上甲板」 じょうかんぱん・じょうこうはん 船舶の甲板のうち最上部にあるもの。
  「甲板室」 船舶の上甲板に設けた船室。船長室・操舵(そうだ)室・船楼など。
  「甲板長」 船の操縦、船体の保守、積み荷の管理などに従事する船員の職長。水夫長。ボースン。
  「甲板積み」 船倉に積み込めない貨物を甲板上に積むこと。また、その積み荷。
  「甲板渡し」 = エフ‐オー‐ビー・FOB 《 free on board 》本船渡し。貿易取引条件の一。
  「甲板旅客」 低額の運賃で甲板に寝起きして渡航する船客。かんぱんりょかく。
  「平甲板船」 上甲板に艙口や機関室などがあるほかは平らで、船楼のない船。
㈡ こういた
1 机・棚などの上面の板。
2 神社建築などで、鰹木を支えるために、棟に沿って渡してある長い厚板。
  「縁甲板
    床張り用の幅の狭い板。両側面に凹凸の加工をし、実矧ぎなどで接ぐ。壁・天井などにも使用。えんこいた。
勾張り甲張り」 こうばり
1 家などが傾いたり倒れたりするのを防ぐためにあてがう材木。突っ支い棒。
2 掘った穴の土留めの板が倒れないようにあてがう材木。
3 庇い立て。あと押し。 袒护、庇护


その他

指甲」 しこう
  指の爪。
指甲花
  ミソハギ科の低木。中近東地方の原産で、中国南部・インド・アフリカ北部などで栽培される。古来、若枝や葉を乾燥させ、橙(だいだい)色の染料をつくり、爪などを染めるのに用いた。花からは香料をとる。
爪甲」 そうこう
  つめ。
手の甲」 てのこう
  手背
  手を握ると外側になる、手首から指のつけ根までの面。 
手甲」 てこう = 「手っ甲」 てっこう
  用来保护手背和手腕的东西。
  紺の布や革で作り、手の甲や手首をおおい保護するもの。屋外労働や旅行、また、武具として用いられた。てこう。
甲高」 こうだか
1 手や足の甲が高いこと。また、そのさま。「幅広で甲高な足
2 足袋や靴で、足の甲にあたる部分が特に高いもの。
甲掛け甲懸け」 こうかけ・こうがけ
  手足の甲に掛けて日光やほこりを避ける布。特に、旅装具として用いた。
義甲
  弦楽器を演奏するときに、指先にはめたり指で持ったりして用いる爪(つめ)状の道具。箏爪(ことづめ)・ピックの類。つめ。
手手が甲
1 昔、組み合わせた手を顔に当てて指の間からのぞき、「ぜぜがこう」と声をあげて相手をおどかした遊び。また、その唱え言葉。
2 昔の子供の遊びの一。互いに手を組み合わせ、手の甲を打ちながら歌をうたってはやし、うたい終わったときに手を打たれた者を鬼とする。



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一級単語007

0
歩む】 あゆむ
1 足を交互に動かして前に行く。歩を運ぶ。歩く。
  「野道を歩む
2 月日を経る。人生を送る。
  「いばらの道を歩む   茨・荊・棘 いばら
  「われわれが歩んできた道
3 物事が進行する。進展する。
  「破局に向かって歩む
  「苦難の道を歩む
4 出かける。行く。



1
予め】 あらかじめ
  [副]物事の始まる前に、ある事をしておくさま。前もって。
  「予め調べておく
  「予め知らせておく
  「予め計画を立てる



2
荒らす】 あらす
1 乱雑な状態にする。
  「子供に机の中を荒らされる
  「ごろつきが酒場を荒らす
  「ねずみが台所の食べ物を食い荒らす
2 建物・土地などを手入れせずにほうっておく。
  「長く留守にして庭を荒らす
3 傷つけたり壊したりする。いため傷つける。
  「薬品で手を荒らす
  「戦火が国土を荒らす
  「怠けて畑を荒らす
  「寒風は皮膚を荒らす
  「大水に田や畑を荒らされて、作物が全部だめになった
4 他の領域に侵入して権益を侵す。また、盗み取る。
  「縄張りを荒らす
  「留守宅を荒らす
  「留守の家を狙って荒らす
  「強盗が銀行を荒らす



3
争い】 あらそい
  争うこと。いさかい。闘争。けんか。競争。
  「源平の争い
  「首位争い
  「順位争い
  「主導権争い
  「学問上の争い
  「争いが起こる
  「争いの種をまく



4
改まる】 あらたまる
1 新しくなる。古いもの、旧来のものが新しいものと入れ替わる。
  「年が改まる  岁月更新
  「法規が改まる 法规改变
  「教科書の内容が改まった 教科书的内容改了
2 悪い点、不備な点などがよいほうへ変わる。改善される。
  「風俗が改まる
  「性根が改まってきた
  「生活態度が改まらない
3 ふだんとは違った、堅苦しい態度になる。他人行儀な態度をとる。
  「改まった顔つき
  「改まった顔をする  作出严肃的表情
  「改まってものをいう 一本正经地讲话
  「そう改まらなくとも言い」 用不着那么郑重其事
4 (「革まる」とも書く)病状が急に重くなる。
  「容態が改まる



5
荒っぽい】 あらっぽい
1 言動や性質などが荒々しい。乱暴である。
  「荷物を荒っぽくほうり投げる
  「荒っぽい口調
  「荒っぽい気性粗暴的脾气
  「行動が荒っぽい 行动粗野
2 細かい所まで注意がゆきとどかず、大まかである。粗雑だ。
  「荒っぽい仕上げ
  「仕事が荒っぽい
  「荒っぽい翻訳 粗糙的翻译
  「家の建て方が荒っぽい 房子盖得粗糙



6
アラブ
1 アラブ人、またアラブ諸国の総称。
  「アラブ首長国連邦(首都アブダビ)
2 馬の一品種。均整のとれた体つきで、近代の競走馬の母体となった乗用馬。アラビア馬。



7
】 あられ
1 雲の中で雪に微小な水滴が凍りつき、白色の小さい粒となって降ってくるもの。雪霰と氷霰とがある。気象用語では直径5ミリ未満が霰、5ミリ以上が雹。《季 冬》
2 料理で、小さく賽(さい)の目に切ること。また、切ったもの。
  「霰に刻む
  「霰に切る
3 干飯(ほしいい)を煎(い)ったもの。
4 =「霰餅 あられもち
5 =「霰小紋   「霰小紋地の織物」
6 =「霰蕎麦



8
有様】 ありさま
1 物事の状態。ありよう。
  「海底の有様 海底的景象
  「世の中の有様
  「事故の有様
  「こんな有様では完成しない
  「みるも無残な有様 惨不忍睹的景象
  「今の有様では大学合格はおぼつかない 按现在的情况是没有希望考上大学的。
  「これはまあなんと言う有様だ 哎呀,这成个什么样子
2 身分。境遇。



9
有りの儘】 ありのまま
  実際にあるとおり。偽りのない姿。ありてい。
  据实、事实上、实事求是
  「ありのままの事実事实真相;真人真事
  「ありのままの話
  「ありのままを見せる
  「ありのままの自分を見せる 如实地表现自己
  「ありのままを告白する 老实坦白
  「ありのままに言えば 说老实话,说实在的
  「ありのままを言うと次の通りだ 实事求是地说,情况是这样的
  「ありのままに受け取る 如实接受

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十干」じっかん
こう木の兄きのえ
おつ 木の弟きのと
へい火の兄ひのえ
てい 火の弟ひのと
土の兄つちのえ
土の弟つちのと
こう金の兄かのえ
しん 金の弟かのと
じん水の兄みずのえ
水の弟みずのと

五夜」 ごや 一夜を五つに分けた呼び方。
  「甲夜」 = 「初更」 = 「戌の刻」 午後7時から9時
  「乙夜」 = 「二更」 = 「亥の刻」 午後9時から11時
  「丙夜」 = 「三更」 = 「子の刻」 午後11時から午前1時
  「丁夜」 = 「四更」 = 「丑の刻」 午前1時から3時
  「戊夜」 = 「五更」 = 「寅の刻」 午前3時から5時 

甲乙」 こうおつ  →かるめる 指声音上下
1 第一と第二。
2 二つのものの間の優劣。「甲乙をつけがたい」「甲乙を争う出来ばえ

甲子」 かっし
1 =「甲子きのえねこうし」 干支の一番目。
2 《「甲」は十干の、「子」は十二支の第1に位するところから》十干十二支のこと。干支。
  「甲子吟行」 かっしぎんこう 
    「野ざらし紀行」のこと。
  「甲子夜話」 かっしやわ 
    江戸後期の随筆。正続各100巻、後編78巻。平戸藩主松浦清(静山)著。
  「甲子待ち」 きのえまち =「甲子祭きのえねまつり」 
    甲子の日の夜、子の刻まで起きていて語り合い、大豆・黒豆・二股大根を供え、大黒天を祭る行事。きのえねまつり。 
  「甲子園
    兵庫県西宮市の地名。高校野球が行われる甲子園野球場の所在地。地名は、野球場が完成した大正13年(1924)が甲子の年であったことによる。
甲午農民戦争」 こうご~ = 「東学党の乱」
  1894年、朝鮮李朝末に起こった東学の信徒を中心とした農民の反乱。鎮圧のため李朝政府は清国に派兵を要請、日本も出兵して乱は鎮圧されたが、日清戦争を誘発する結果を招いた。甲午(こうご)農民戦争。
甲申
  干支の一。きのえさる。
甲申事変
  1884年(甲申の年)朝鮮のソウルで、日本の援助を得て開化派(独立党)が起こしたクーデター。清国軍の介入で失敗した。甲申の政変。→天津条約

華甲
  《「華」の字を分解すると六つの「十」と「一」とになり、「甲」は甲子で十干と十二支のそれぞれの最初を指すところから》
  数え年61歳の称。還暦。

同甲」 どうこう
  《同じ甲子、同じ干支の意》同じ年齢。同年。



甲種
1 甲・乙・丙などと分類したときの第1位。第一種。
2 = 「甲種合格」 もと徴兵検査で、第一級の合格順位。

甲科」 科挙の制度で、試験問題の最も難しい科。宋代には進士の試験を称した。甲第。

甲矢兄矢早矢」 はや
  2本持って射る矢のうち、初めに射る矢。矢をつがえたとき、3枚羽根の羽表が外側になり裏が手前になる矢。
乙矢」 おとや
  弓道で、2本持って射る矢のうち、2番目に射る矢。二の矢。

甲論乙駁」 こうろん・おつばく
  甲が論じると乙がそれに反対するというように、互いにあれこれと論じ合うばかりで、議論の決着がつかないこと。

甲乙人
  年齢・身分などがいろいろな人。また、名前をあげるまでもない一般庶民。

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20.暖簾に腕押し

のれんに・うでおし

意味:どうやっても、まるで手ごたえもなく、張り合いもないことのたとえ。

注釈:暖簾を相手に腕押し(腕相撲)をするようなものだの意からといわれる。

類句:「糠に釘」「豆腐に鎹」

是不是一拳打在棉花上?毫无反应。
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[音]コウ(カフ)(呉)(漢) カン(慣) [訓]きのえ よろい かぶと

コウ
1 =〈きのえ〉十干の第一。「甲子(かつし)/華甲」
2 順位で第一位。「甲乙・甲種」
3 表面を覆う堅いもの。こうら・よろいなど。「甲殻・甲板(こうはん)・甲羅/亀甲(きっこう)・装甲」
4 (「胛」の代用字)かいがらぼね。「肩甲骨」
5 甲斐(かい)国。「甲州・甲信越」

カン
1 表面を覆う物。「甲板(かんぱん)」
2 邦楽で、高い音域の音。また、調子の高い音。
  ⇔「」 おつ 邦楽で、甲より一段低い音。

かり〉 「甲・上」
《動詞「か(上)る」の連用形から》
  邦楽で、音の高さを上げること。特に、尺八でいう。かん。
  ⇔「」 めり 邦楽で、音の高さを低くすること。特に尺八でいう。

かぶと〉 「
1 武将が頭部を防護するためにかぶった武具。頭を入れるところを鉢、その下に垂れて頸部を覆う部分を錏といい、鉄や革などで作る。
2 舞楽で用いる、鳥兜(とりかぶと)。
3 端午の節句の、1を模した飾り物。また、「兜人形」の略。《季 夏》
よろい〉 「
1 着用して身体を被護する武具。被護部分により、頸甲(くびよろい)・肩甲・胸甲・膝甲(ひざよろい)などという。
2 胴から大腿部(だいたいぶ)にかけて被護する武具の総称。短甲(たんこう)・挂甲(けいこう)・大鎧(おおよろい)・腹巻き・胴丸・腹当ての類。
3 特に、大鎧のこと。
4 「鎧形(よろいがた)」の略。


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常用漢字24/1945「詠」

这个字现在应该不太用得到吧? 一句話:都跟詩歌有關

」 
[音]エイ(漢) [訓]よむ ながむ
1 声を長く引く。
2 詩歌を作る。また、声を出して詩歌を歌う。
3 詩歌

这个字应该是以音读为主的吧,大部分的词都是汉语词汇。



动词有以下几个

詠ずる」 = 「詠じる
1 詩歌を声に出してよむ。うたう。「万葉の歌を朗々と詠ずる
2 詩歌を作る。「喜びを詩に詠ずる」「短歌を詠じる


読む詠む
  詩歌を作る。
  「歌詠み」 歌を作ること。歌を作る人。特に、和歌を巧みに作る人。歌人。
  →「歌詠み鳥」 ウグイスの別名。
  「下詠み」 歌会などに備えて、あらかじめ歌を詠んでおくこと。
  「詠み入れる」 詩歌の中に物の名などを詠み込む。「一首の中に雪月花を詠み入れる
  「詠み掛ける」 歌を詠んで、その返歌を求める。
  「詠み方」 歌などをよむ方法。
  「詠み口」 1 詩歌などの詠み振り。「歌の詠み口」 2 和歌の名人
  「詠み熟す」 うまく詩歌を作り上げる。 「歌題を詠みこなす
  「詠み込む」 詩歌に事物の名前を入れて詠む。詠み入れる。
  「詠み捨てる」詩歌などを詠みっぱなしにする。
  「詠み手」 詩歌を作る人。また、詩歌を巧みに作る人。
  「詠み人」 詩歌の作者。
  「詠み振り」 和歌・俳句などの作風。よみくち。

詠む」 ながむ
1 声を長く引く。また、声を長く引いて詩歌などをよむ。
2 詩歌・俳句などを作る。
  「詠め」 ながめ 詩歌を口ずさむこと。また、詩歌を作ること。

詠う」 うたう
  詩歌を作る。また、詩歌に節をつけて朗読する。「望郷の心を詠った詩


音读词


1 詩歌を作ること。また、その詩歌。
2 詩歌を声を長く引いてうたうこと。朗詠。
3 舞楽で、舞人が舞いながら詩歌を唱えること。また、その詩歌。中国語の原音で唱える囀に対して、日本語読みのもの。

詠吟
  詩歌を節をつけて歌うこと。詩歌を声をあげて読むこと。吟詠。朗詠。
吟詠
1 詩歌を節をつけてうたうこと。「漢詩を吟詠する
2 詩歌を作ること。また、その詩歌。
詠唱
  詩歌を節をつけて歌うこと。
唱詠
  詩歌を吟ずること。吟詠。
詠誦」 = 「誦詠
  詩歌・文章などを声に出してよむこと。誦詠。
詠嘆詠歎
1 物事に深く感動すること。「見事な演技に詠嘆する
2 感動を声に表すこと。
  →「詠嘆法」 詠嘆・感動の意味を表出する表現法。普通、感動詞を用いたり、平叙文に助詞や助動詞を付けたりする。
朗詠
1 詩歌などを、節をつけて声高くうたうこと。吟詠。「人麿の歌を朗詠する
2 平安中期から流行した歌謡で、漢詩文の一節を朗吟するもの。中世以降、雅楽化された。詞章となる詩歌を収めたものに「和漢朗詠集」などがある。
高詠」 声高く歌うこと。
觴詠」 酒を飲み、詩歌を吟詠すること。
代詠」 当人に代わって詩歌を作ること。また、その詩歌。
諷詠」 詩歌を作ったり、吟じたりすること。
即詠」 即興でよむこと。「短歌を即詠する
詠出」 詩歌を作り出すこと。詩歌の形で思想・感慨を表現すること。また、その詩歌。
詠進」 詩歌をよんで宮中や社寺などに差し出すこと。「歌会始めに詠進する
詠歌」 えいか
  歌を詠むこと。歌を作ること。また、その歌。
詠懐」 心に思うことを詩歌にして表すこと。また、その詩歌。
詠史」 歴史上の事柄を題材として詩歌を作ること。また、その詩歌。
詠物」 自然の風物を題材として詩歌を作ること。また、その詩歌。詠物詩。

拙詠」 へたな詩歌。また、自分の詩歌をへりくだっていう語。
愚詠」 自作の詩歌をへりくだっていう語。
玉詠」 他人を敬って、その詠んだ詩歌をいう語。玉什。
尊詠」 他人を敬って、その人のよんだ詩歌をいう語。
芳詠」 相手を敬って、その詩歌をいう語。玉詠。芳吟。
高詠」 格調の高いすぐれた詩歌。また、他人を敬って、その詩歌をいう語。「ご高詠を拝読する
御詠」 天皇や皇族が作った詩歌。
近詠」 最近作った詩歌。
遺詠」 1 故人が詠んだ未発表の詩歌。「遺詠を歌集にまとめる」 2 辞世の詩歌。
偶詠」 ふと心に浮かんだことを詩歌に詠むこと。また、その詩歌。偶吟。
献詠」 宮中や神社などに、自作の詩歌をたてまつること。また、その詩歌。
雑詠」 詩歌や俳句で、特に題をきめず、自由な題材で詠むこと。また、その作品。
題詠」 あらかじめ決められた題によって詩歌を作ること。また、その作品。
賦詠」 詩歌を作ること。また、その詩歌。
詠草」 = 「横詠草」・「折り詠草」 + 「竪詠草
  詠んだ歌や俳諧を紙に書いたもの。詠進をする時等の公式の竪詠草と、添削を請う時等の折り詠草とがある。

花鳥諷詠
  近代俳句の理念の一。俳句は、四季による自然の現象とそれに伴う人事とを、先入観念を排して純粋に叙景的に詠むのが理想であるとするもの。高浜虚子が昭和2年(1927)に主唱して以来ホトトギス派の指導理念となる。
詠歌一体」 えいが・いってい
  鎌倉初期の歌論書。1巻。藤原為家著。弘長3年(1263)または文永7年(1270)ころの成立か。和歌の実践論・本質論などを説き、平淡美を主張したもの。八雲口伝(やくもくでん)。えいがいったい。えいがのいってい。
詠歌大概」 えいが・たいがい
  鎌倉時代の歌論書。1巻。藤原定家著。建保年間(1213~1219)または貞応年間(1222~1224)に成立か。和歌の本質論・方法論などを漢文で述べたもの。定家の歌論中、最も重んじられた。詠歌之大概。
詠歌大概抄」 えいがたいがいしょう
  安土桃山時代の注釈書。6巻2冊。細川幽斎著。天正14年(1586)成立。「詠歌大概」の三条西実枝の講義による聞き書きと、「秀歌之体大略」の注解を収めたもの。詠歌大概聞書。
閑田詠草
  江戸後期の歌集。3巻。伴蒿蹊(ばんこうけい)著、養子資規(すけのり)の編。文化13年(1816)刊。
六帖詠草
  江戸後期の歌集。7巻7冊。小沢蘆庵作。門人の小川萍流(おがわへいりゅう)・前波黙軒(まえばもくけん)らの編。文化8年(1811)刊。約1950首を収め、蘆庵の唱えた「ただごと歌」の実践を示す。書名は「古今和歌六帖」にちなむ。
新撰朗詠集
  平安後期の詩歌集。2巻。藤原基俊撰。鳥羽天皇のころ成立か。朗詠用の和歌・漢詩を集め、和漢朗詠集に倣って編集したもの。新撰和漢朗詠集。
長秋詠藻
  平安末期の私家集。3巻。藤原俊成作。治承2年(1178)成立、のち増補。六家集の一。
玉台新詠
  中国、六朝時代の詩集。10巻。梁(りょう)の簡文帝が徐陵に編纂させたもので、当時流行していた宮体詩とよばれる艶詩を中心に、漢から梁にかけての詩を収録。
和漢朗詠集倭漢朗詠集
  平安中期の詩歌集。2巻。藤原公任撰。長和2年(1013)ごろの成立か。朗詠に適した白居易などの漢詩文の秀句約590首と紀貫之・凡河内躬恒などの和歌約220首を、四季・雑に分類して収めたもの。
御詠歌
  巡礼や浄土宗の信者などが仏の徳などをたたえて唱える歌。短歌や和讚に節をつけたもので、一般に鈴や鉦に合わせて詠吟される。平安巡礼歌。
山田詠美
  [1959~ ]小説家。東京の生まれ。本名、双葉(ふたば)。大胆な描写で男女関係の深部をえぐる恋愛小説を執筆し、話題を呼ぶ。「ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー」で直木賞受賞。他に「ベッドタイムアイズ」「アニマル・ロジック」「風味絶佳」など。

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19.捕らぬ狸の皮算用

とらぬたぬき・の・かわざんよう

意味:まだ手に入れていないうちから当てにして、儲けを計算したり、あれこれ計画を立てたりすること。

注釈:「算用」は金銭などの計算をすること。まだ捕らえていない狸の皮を売って、いくらになるかと、儲けの計算をすることから。

類句:「飛ぶ鳥の献立」「沖な物あて」「穴の貉を値段する」

英語:Don't count your chicken before they are hatched.(卵がかえらないうちにひなの数を数えるな)

这摆明了比寅支猫粮更过分,可是我经常会这样子。
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常用漢字23/1945「誕」

」 たん

[音]タン(漢)
1 大げさなうそを言う。でたらめ。
2 子供が生まれる。



怪誕」 かいたん
  奇怪で、つかみどころのないこと。また、そのさま。でたらめ。

虚誕」 きょたん
  根拠のないことを大げさに言うこと。でたらめ。ほら。

荒誕」 こうたん
  《「誕」は、うそ、偽りの意》大げさで、全くでたらめであること。また、そのさま。
  「古代ブームに乗った荒誕な万葉論」

妄誕」 ぼうたん・もうたん
  いうことに根拠のないこと。また、その話。

出鱈目」 でたらめ
  荒唐、胡来、胡说八道、胡扯、胡来、瞎胡闹
  根拠がないこと。首尾一貫しないこと。いい加減なこと。
  また、そのさまや、そのような言動。
  「でたらめを言う」 胡说八道、信口开河
  「でたらめな答えを教える」「数字をでたらめに並べる


誕生」 たんじょう
1 人が生まれること。出生。生誕。「長男が誕生する
2 生まれて1回目の誕生日。「誕生を過ぎて歩き始めた
3 物事や状態が新しくできること。「文化センターの誕生を祝う」「新政権が誕生する
誕生日」 = 「誕辰
  人の生まれた日。毎年迎える誕生の記念日。誕辰。バースデー。
  →「天皇誕生日」 国民の祝日の一。天皇の誕生を祝う日。12月23日。平成元年制定。
誕生石」 たんじょうせき
  生まれた月に当てて定めた宝石。起こりはユダヤ教の高僧が祭服に12個の石を飾ったことによるといわれる。
誕生仏」 たんじょうぶつ
  釈迦が誕生したとき、右手で天を指し、左手で大地を指して「天上天下唯我独尊」と唱えたという姿をかたどった像。
  潅仏会のときにこの像に甘茶を注ぐ。
誕生寺」 たんじょうじ
1 岡山県久米郡久米南町にある浄土宗の寺。山号は栃社山。法然誕生の地に、建久4年(1193)弟子の蓮生(熊谷直実)が創建。産湯井戸などの遺跡が残る。
2 千葉県鴨川市小湊(こみなと)にある日蓮宗の寺。山号は小湊山。日蓮誕生の地に、建治2年(1276)日家(にっけ)が佐久間重貞の外護を得て創建。元禄16年(1703)に現在地に移転。

釈迦如来誕生会
  浄瑠璃。時代物。五段。近松門左衛門作。元禄8年(1695)大坂竹本座初演。
  釈迦の伝記に、さまざまな仏教説話を加えて脚色したもの。

生誕」 せいたん
  人が生まれること。誕生。「釈迦の生誕した日」「生誕二百年祭

降誕
1 こうたん 聖人、偉人、帝王などがこの世に生まれること。「キリストの降誕
  →「降誕祭」 こうたんさい
    1 聖人や偉人などの誕生日を祝う祭典。
    2 キリストの誕生を祝う祭典。クリスマス。
2 ごうたん 仏語。仏・菩薩、特に、釈迦がこの世に生まれること。
  →「降誕会」 ごうたんえ 
    1 =「誕生会」・「潅仏会」・「仏生会」 4月8日の釈迦の誕生を祝う法会。
    2 仏教の諸宗派で、その宗祖の誕生を記念して行う法会。
聖誕」 せいたん
  天子や聖人の誕生日。
クリスト降誕祭」 = 「聖誕祭」 = 「クリスマス」 Christmas/Xmas
  イエス=キリストの誕生を祝う祭り。12月25日に行われる。多くの民族の間に見られた、太陽の再生を祝う冬の祭りと融合したものといわれる。


再誕」 さいたん
  一度死んだ者が、形を変えて再びこの世に生まれること。また、そのもの。生まれ変わり。再生。
  「釈迦の再誕

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退る」 しさる  前を向いたまま後ろへ下がる。後ずさりする。
後退り」 あとじさり = 「後ずさり」 + 他の意味
後退る」 あとじさる = 「後ずさる
飛び退る跳び退る」 とびしさる すばやく後ろへさがる。
退り馬」 しざいうま  後ずさりする癖のある馬。〈日葡〉



退る」  すさる
  後ろへさがる。しりぞく。
後退り」 あとずさり
1 恐れたり警戒したりして、前を向いたまま少しずつ後退すること。あとじさり。
  「犬に出くわして、思わず後退りした
2 ためらって消極的になること。あとじさり。
後退る」 あとずさる
1 驚きや恐れなどのために、前を向いたままうしろへさがる。あとじさる。
  「用心しながらゆっくりと後ずさる
2 ためらって消極的になる。あとじさる。
  「後ずさって会長職を引き受けない


退く」 そく
1 遠く離れる。遠ざかる。
2 遠く離す。遠ざける。
退き」 そき
  遠く離れた場所。遠隔の地。果て。
漕ぎ退く」 こぎそく
  舟を漕いで押しのける。
退き方」  そきえ =「退く方退く辺」 そくえ
  遠く離れたあたり。



退く」 しりぞく = 「退く」 しぞく
1  後方へ下がる。後ろへのく。あとじさる。「大またで三歩退く」 ⇔「進む
2 
 ①貴人・目上の人の前を離れて出て行く。退出する。また、その場所から去る。
  「御前を退く」「控えの間に退いて待つ
 ②試合などで、敗れてそこからいなくなる。
  「初戦で退く
3 官職などを辞める。引退する。
  「現役を退く」「政界から退く
4 (多く「しりぞいて」の形で用いる)置かれている状況を離れる。
  「一歩退いて考える
5 譲歩する。引き下がる。
  「自説を固持して一歩も退かない
退ける斥ける」 しりぞける
1 後方へ下がらせる。引き下がらせる。その場から遠ざける。
  「通訳を退けて会談する
2 こちらに向かって来るものを負かしたり、寄せつけず追い返したりする。撃退する。
  「攻め来る敵を退ける」「凡打に退ける」「誘惑を退ける
3 申入れ・主張などを受け入れないで、拒む。
  「審議会の勧告を退ける」「控訴を退ける判決
4 職や地位を辞めさせる。
  「反対派を役員から退ける



退く」 どく
  いる場所を動いて、そこをあける。のく。
  「早く退いてくれ
退ける」 どける
  場所をあけるために、そこにあったものを他の場所へ移す。のける。どかす。
  「故障車を退ける
退かす」 どかす
  物や人を他の場所へ移して場所をあける。のかせる。
  「障害物を退かす



引く曳く牽く
(「退く」とも書く)出ているものが遠くへ去る。しりぞく。
① 向こうへ離れる。「潮が退く
② 元のような状態にもどる。「水が退く」「熱が退く
③ うせる。なくなる。「痛みが退く」「血の気が退く
④ 縁を切る。関係を断つ。「事件から手を退く
⑤ 引退する。「現役を退く」「舞台を退く


引ける
(「退ける」とも書く)
  その日の勤め・授業などが終わる。仕事などが終わってひきあげる。
  「会社は五時に退ける」「学校が退ける


引け
(「退け」とも書く)
  その日の勤務が終わって退出すること。
  「退けの時間になる

引け時退け時
  その日の勤務・課業などが終わって退出する時刻。
  「オフィス街の退け時


引き際退き際

  それまでの地位・立場などから退くときの時期や身の処し方。ひけぎわ。

  「引き際が悪い」「引き際が肝心だ

引け際退け際

1 1日の勤務などが終わって退出する直前。ひけどき。

2 地位・職務などから身を引くまぎわ。ひきぎわ。

3 取引所で、大引けに近い時分。また、そのころの相場。


早引き早退き

1 =「早引け」 「風邪で早退きする

2 (早引き)言葉や文字などを早く引き出すこと。また、早く引けるように作られた辞書や索引など。

  「早退き難字難読辞典


早引け早退け

  定刻より早く勤務先や学校などを退出すること。早退。はやびき。

  「急用で早退けする


淵に臨みて魚を羨むは退いて綱を結ぶに如かず
ふちにのぞみて・うおをうらやむ・は・ひいて・つなをむすぶに・しかず
《「漢書」董仲舒伝から》
  岸辺に立って魚が欲しいとただ眺めているよりは、家に帰って魚を捕る網を編んだほうがいい。
  具体的に努力すべきであるという戒め。



身を退く
  これまでの地位などから離れる。引退する。
  「現役から退く


三度諫めて身を退く」 みたびいさめて・みをひく
《「礼記」曲礼下から》
  何度いさめても主君が聞き入れないときは、いさぎよく辞職する。
  三谏不从则奉身而退



退出音声罷出音声
  雅楽で、楽人・舞人が退出するときに演奏される音楽。舞楽の会では「長慶子」が演奏される。
参入音声
  雅楽で、楽人・舞人が所定の位置へ着くまでの間に奏する音楽。道楽の一種で、現在は久米舞・東遊などにみられる。

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18.日暮れて途遠し

ひぐれてみちとおし

意味:もう年老いてしまったのに、やろうと心に決めていたことがまだ山ほど残っていて、とても目的は達せられそうもないたとえ。また、期限が迫っているのに仕事がはかばかしく進まず、到底終わりそうにないたとえ。

注釈:「途」は道の意。もう日は暮れてしまったのに、目的地までの道のりはまだはるかに遠いの意から。

出典:史記

英語:The day is short and work is much.(日は短く仕事は多い)

『史记·伍子胥列传』「吾日暮途远,吾故倒行而逆施之」
北周·庾信『哀江南赋』「日暮途远,人间何世!将军一去,大树飘零;壮士不还,寒风萧瑟。荆璧睨柱,受连城而见欺;载书横阶,捧珠盘而不定。钟仪君子,入就南冠之囚;季孙行人,留守西河之馆。 」

更换一下语义重心:
「不,您是老当益壮老骥伏枥,途虽远而日未暮,尚有千里待驰骋!」
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退く
1 今までいた場所から離れる。今までの場所をあけて他へ移る。どく。
  「ちょっとそこを退いてください」「借家を退く
2 ある場所から離れている。へだたっている。
  「現場から少し退いた所
3 地位・職務から離れる。引退する。
  「大学教授を退く
4 組織や仲間から抜ける。脱退する。
  「組合から退く
5 今までの関係を離れる。縁が切れる。
  「夫婦も退けば他人

居退く」 その場から立ちのく。あとずさりする。
差し退く差し除く
1 しりぞく。離れる。
2 関係しなくなる。縁が薄くなる。
立退く
1 その場を立ち去り、よそへ移る。「デモ隊が立ち退かされる
2 住まいを明け渡してよそへ移る。「建て替えのためアパートを立ち退く
立退き
  立ち退くこと。特に、住まいを明け渡してよそへ移ること。
  「区画整理で立ち退きを迫られる
立ち退き料
  土地・家屋の貸し主が、借り主に明け渡しを求める時、移転による損失を補償するために支払う金銭。
遠退く
1 遠くに離れる。遠ざかる。
  「寒さが遠退く」「話し声が遠退く
2 関係が薄くなる。疎遠になる。また、間隔があく。
  「足が遠退く」「連絡が遠退く
飛び退く跳び退く
  飛んでよける。すばやく身をかわしてよける。
  「水をかけられまいとして飛び退く
跳ね退く
  身をおどらせてどく。とびのく。
  「跳ね退いて落石を避けた
引き退く
  引きさがる。退去する。
取り退き無尽
  江戸時代に流行した無尽。
  くじに当たって金を取った者は退会し、それ以後掛け金を払わなくてもいいもの。
退き去り
  人をその場に残して去ること。特に、夫婦の一方が相手を残して家を出ること。
退き潮
  しりぞくのにぐあいのよい時期。
退き状
  離縁状。ふつう女の側から書くものをいう。
退っ引き
  避けてしりぞくこと。のがれること。よけること。打消しの語を伴って用いる。
退っ引きならない
  避けることもしりぞくこともできず、動きがとれない。ぬきさしならない。
  「退っ引きならない用事で外出する」「退っ引きならない事態に陥る


退ける除ける
1 そこから他の場所へ移したり、行かせたりする。しりぞける。
  「道に積もった雪を除ける」「人を退けて密談する
2 取りのぞく。除外する。
  「不良品を除ける
3 取り分けて残す。別にする。
  「売約済の品を除けておく
4 仲間からはずす。のけものにする。
  「グループから除けられる
5 間に隔たりを置く。離す。

言い退ける
  自分の考えを主張して人の言い分をはねつける。
追い退ける
  追って、そこからどかせる。追い払う。
押し退ける
1 力を込めてどかせる。
  「人を押し退けて電車に乗る
2 その地位を無理に去らせる。また、競争相手を無理にしりぞける。
  「社長を押し退けてそのいすに座る
掻き退ける
  手先で左右に押しのける。手ではらうようにして物をどける。
  「人を掻き退けて歩く」
蹴退ける
  蹴って追い払う。
突き除ける突き退ける
  突いて、わきに押しやる。手荒く押しのける。「人を突き退けて進む
遠退ける
  とおざける。「人を遠退けて話す
引き退ける
1 引いて取り去る。「覆いを引き退ける
2 引き離す。遠ざける。「けんかする二人を引き退ける
遣って退ける
  困難なことをやりとげる。「見事に遣って退ける」「苦もなく遣って退ける
遣り退ける
1 巧みにやりとげる。やってのける。「もののみごとに遣り退ける
2 車などを動かしてそこから退かせる。
其処退け」「其方退け
1 名詞に付いて、それを凌ぐほど立派であるという事を表す。はだし。本職を凌ぐ事。又、その様。
  「本職其処退けの腕前」「玄人其方退けの腕前
2 構わずにほうっておくこと。又、そのさま。「勉強を其方退けにして遊ぶ




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退
[音]タイ(呉)(漢) [訓]しりぞく しりぞける すさる しさる のく ひく


1 後ろに下がる。しりぞく。しりぞける。 

後退
1 後ろへさがること。「車を後退させる」 
  ⇔「前進」 前へ進むこと。
2 勢いが衰えたり程度が低くなったりすること。「景気が後退する」「病気が後退する
  「後退角」 航空機の主翼を、胴体に対して直角より後方へ傾けて取り付けた場合の、翼の角度。
  「後退翼」 後退角を与えられた翼。音速に近い速さで飛ぶとき、抗力をなるべく小さくするためのもの。
  「後退色」 寒色系の色や明度の低い色で、その他の色と対比させると遠くにあるように見える色。濃い緑、濃い茶など。
    ⇔「進出色」 暖色系の色や明度の高い色で、その他の色と対比させると近くにあるように見える色。赤・橙・黄など。
  「後退的論証」 論理学で、从结论寻找前提的论证方法
    ⇔「前進的論証」 論理学で、从前提出发得到结论的论证方法。
  「無限後退」 ある事柄を成立させている原因や条件を求めて、その原因の原因、又、その条件の条件という様に限りなく遡っていく事。

退路」 退却する道すじ。
進路」 進んで行く道。行く手。「敵の進路を阻む」「台風の進路

膝退」 しったい 跪いたまま退くこと。

却退卻退」 
  後退すること。退歩すること。
退却」 
  戦いに敗れて後へ下がる事。また、物事の成り行きが不利になって引下る事。後退。
  「形勢不利とみて退却する

撤退」 軍隊などが、陣地や拠点を引き払って退くこと。「海外市場から撤退する
撃退」 攻めてきた敵などを、逆に攻撃して追い払うこと。「敵の大軍を撃退する
敗退」 戦い・試合に負けてしりぞくこと。「第一次予選で敗退する
退城」 城を退出すること。下城。
退陣」 陣を構えていた位置から軍隊を後方にしりぞかせること。
退軍」 軍勢をまとめ、その陣地から退くこと。退陣。

退行
1 後方にさがること。
2 銀行員が仕事を終えて銀行を出ること。また、銀行員が退職すること。
3 生物の発達や進化がある段階で止まり、むしろ元に戻るような変化を起こすこと。
4 心理学で、困難な状況に遭遇したとき、精神発達上より未熟で幼稚な段階の行動を示すこと。
5 天体の、逆行のこと。
退行的進化
  系統発生の過程における退化が適応的な意義をもつ場合を、進化の一環とみなしていう語。
退行テスト」 = 「回帰テスト」 = 「リグレッション‐テスト」 regression test
  ComputerのProgram開発において、Programの一部を変更した際に、新たな問題が発生していないかを検証すること。

退散
  立ち去ってちらばること。また、その場からのがれ去ること。
  「悪霊が退散する」「雲行きが怪しいからそろそろ退散しよう
怨敵退散」 おんてきたいさん
  怨敵を退散させること。降伏の祈願などで唱える。
退治対治
1 悪いものや害を及ぼすものをうち滅ぼすこと。「ネズミを退治する」「鬼退治
2 仏語。煩悩(ぼんのう)や怠惰な心を断つこと。
退治る
1 退治する。討ち滅ぼす。
2 料理をたいらげる。

海退」 海面の低下、あるいは陸地の隆起によって、海岸線が海側に後退し、陸地が広がること。
海進」 海面の上昇、あるいは陸地の沈降によって海が陸に入り込んでくること。
退水」 あふれ出た水がひくこと。
退潮」 1 潮が引く事。引潮。2 盛んだった勢いが衰える事。「景気の退潮
退帆」 船が帆をかけて帰って行くこと。

退歩」 あともどりすること。能力や技術などが以前より低くなること。後退。「記憶力が退歩する
進歩」 物事がしだいによりよいほうや望ましいほうへ進んでいくこと。「進歩が早い


2 身を置いていた場所や地位から去る。

退去」 今いる場所から立ち去ること。立ちのくこと。「国外に退去する」「退去命令
退出」 今までいた場所から退いて出ること。特に、公けの場所や貴人の前などから出ること。「法廷から退出する
退避」 その場所を退いて危険を避けること。避難。「津波の前に高台まで退避する
避退」 危険をさけて、その場を離れること。退避。
早退」 会社や学校を定刻より早く退出すること。はやびけ。「病気で早退する
退室」 その部屋から出て行くこと。「答案を書き終えた者から退室する」 ⇔「入室
退席」 その席から立ち去ること。その場をさがること。「会議の途中で退席する
退団」 ある団体からぬけること。「球団を今季限りで退団する」 ⇔「入団」
退庁」 官吏が仕事を終えて役所から出ること。「定時に退庁する」 ⇔「登庁」
退座
1 その集まりなどの席から去ること。退席。「会議の途中で退座する
2 =「退団」 役者などがその属する一座をやめること。
退場
1 会場・競技場などから出て行くこと。「選手団が退場する」「退場処分」⇔「入場」
2 俳優などが、舞台から引き下がること。「下手に退場する」⇔「登場」  下手・しもて
退廷
1 法廷から外へ出ること。「証人が退廷する」⇔「入廷
2 =「退朝」 朝廷から退出すること。

退職」 勤めている職をやめること。現職をしりぞくこと。「定年で退職する
  →「退職金」「退職年金」「適格退職年金
退位」 国王や皇帝などがその位をしりぞくこと。
退任」 任務をやめること。役目をしりぞくこと。「任期途中で退任する
退陣」 今まで就いていた重要な地位から身をひくこと。辞職。「首相が退陣する
退官」 官職をやめること。官吏が職を退くこと。「六〇歳で退官する
退身」 ある事柄から身を引くこと。特に、官職を退くこと。致仕。
退耕」 官職を退いて、農耕に従事すること。転じて、官職を退いて民間に下ること。
退居」 俗世間から遠ざかって静かに生活すること。隠居。
退京」 都を立ちのくこと。現在では、ふつう東京を去ること。
退老」 年をとって職務から退き、隠居すること。
退隠」 職を退き、暇な身分となること。
隠退」 社会的活動の第一線から退くこと。世間を避けて閑居すること。退隠。「田舎に隠退する
  →「隠退蔵」 不正に入手したものを、人に知られぬように隠し持っていること。「隠退蔵物資
勇退」 後進に道を譲るため、自分から官職などを退くこと。「若返りを図って幹部が勇退する
  →「勇退高踏」 官職を勇退し、俗世間から離れて生活すること。また、そのような生活態度。
引退
  役職や地位から身を退くこと。スポーツなどで現役から退くこと。
  「スター選手が引退する」「引退興行
辞退
  勧められたことを遠慮して断ること。また、自分の既得の地位・権利などを遠慮して放棄すること。
  「出場を辞退する
退役」 
1 たいえき 将校・准士官で後備役が満期になり、また傷病などのため兵役を退くこと。「退役将校
2 たいやく 役職からしりぞくこと。〈和英語林集成〉


脱退」 属している団体・組織から抜けること。「組合を脱退する
退会」 会から退き、会員でなくなること。「学会から退会する
退寮」 寮生活をやめて、寮から出ること。「結婚して退寮する」 ⇔「入寮
退院
1 入院していた患者が、病状が回復して病院から出ること。「先月退院したばかりです」⇔「入院
2 代議士が議院から退出すること。 ⇔「登院
3 住職がその地位を退いて隠居すること。
4 江戸時代、僧に科した刑罰。その職を解いて寺から退去させること。
退校
1 学生・生徒が在学中に中途で学校をやめること。また、やめさせる事。退学。「退校処分
2 =「下校」 学校を出て帰途につくこと。「台風が来るので早く下校させる
  ⇔「登校」 授業を受けるために、または勤務するために学校へ行くこと。「小学生が集団で登校する
退学
1 学生・生徒が在学中に、特別の理由で、自発的に学校をやめること。又、学校側から強制的にやめさせられること。退校。
  「中途退学」「退学処分
2 規定の課程を修得して、学校をやめること。
中退」 修業年限の中途で退学すること。「大学を中退する
退勤」 
  勤務が終わって、勤め先から退出すること。「六時に退勤する
  ⇔「出勤」  勤めにでること。勤務先へでかけること。「毎朝九時に出勤する」「休日出勤
退社
1 勤務している会社を辞めること。「一身上の都合で退社する」「定年退社
  ⇔「入社」  会社にはいり、その社員となること。「縁故で入社する
  →「寿退社」 ことぶき・たいしゃ 女性社員が結婚を理由に退職すること。
2 その日の勤めを終えて会社から退出すること。「五時半に退社する
  ⇔「出社」  会社に出勤すること。「午前九時に出社する」「出社時間



3 勢いが弱まり衰える。势头减弱


減退

  減って少なくなること。特に、体力・意欲などが衰えること。

  「食欲が減退する
衰退衰頽」 すいたい
  勢いや活力が衰え弱まること。衰微。凋落(ちょうらく)。
  「産業が衰退する
退勢頽勢」 たいせい
  勢いが衰えること。衰退の形勢にあること。衰勢。
  「社の退勢を挽回する
退譲」 自分を卑下して人に譲ること。謙退。謙譲。
謙退」 へりくだって控え目にすること。また、そのさま。
謙譲」 へりくだりゆずること。自分を低めることにより相手を高めること。また、控えめであるさま。謙遜。
退化」 ⇔ 「進化
1 進歩が止まって以前の状態に逆戻りすること。また、衰えたり規模が小さくなったりすること。「記憶力が退化する
2 生物の個体発生または系統発生の過程において、器官・組織などが縮小・衰退、あるいは消失すること。人間の虫垂・尾骨などはその例。


退屈


1 することがなくて、時間をもてあますこと。また、そのさま。



  →「退屈凌ぎ」 退屈をまぎらすこと。また、その手段。暇潰し。「退屈凌ぎにビデオを見る


  「散歩をして退屈をまぎらす」「読む本がなくて退屈する


2 飽き飽きして嫌けがさすこと。また、そのさま。


  「退屈な話」「退屈な人


3 疲れて嫌になること。


4 困難にぶつかってしりごみすること。


5 仏語。修行の苦難に負け、精進の気をなくすこと。



4 (「頽」の代用字)くずれる。
退廃頽廃」 たいはい
1 衰えてすたれること。くずれ荒れること。廃頽。「旧家が退廃する
2 道徳的な気風がすたれて健全な精神を失うこと。「退廃した社会
廃退廃頽
1 行われなくなったり、使われなくなったりしてすたれること。
2 道義・気風などが、すたれて衰えること。
退廃的
  道徳的にくずれて不健全なさま。デカダン。「退廃的な時代の風潮
退廃派」 = 「デカダンス」
1 19世紀末、フランスを中心とした文芸上の一傾向。虚無的、退廃的、病的な唯美性を特色とする。
2 虚無的、退廃的な風潮や生活態度。


5 (「褪」の代用字)色があせる。「退色」
退色褪色」 たいしょく
  日光などにさらされて、色がだんだん薄くなること。色があせること。また、その色。「退色したカーテン」
退紅色」  たいこうしょく
  やや薄い紅色。淡紅色。
退黄色褪黄色」 たいこうしょく
  薄い黄色。クリーム色。
退紅褪紅」 あらぞめ
1 紅花で染めた薄紅色。あらいぞめ。  紅花・べにばな
2 薄紅に染めた短い布狩衣。仕丁が着用した。 布狩衣・ぬのかりぎぬ 仕丁・じちょう






退守」 しりぞいて守ること。生活態度などが、きわめて消極的なこと。

縮退
1 恐れて退くこと。
2 量子力学で、一つの系に、同じエネルギーに対応する状態が二つ以上存在すること。その系に、ある種の対称性があることを意味する。縮重。
退縮
1 おそれて小さくなること。ひるむこと。畏縮(いしゅく)。
2 成育した組織や器官などが、縮小すること。
退嬰」 
  しりごみして、ひきこもること。進んで新しいことに取り組もうとする意欲に欠けること。
  「退嬰の風がはびこる」「退嬰主義
退嬰的
  進んで新しいことに取り組もうとしないさま。
  「退嬰的な時代精神

進退」 しんたい・しだい
  自由にすること。思いどおりにすること。
一進一退
  進んだり退いたりすること。また、事態がよくなったり悪くなったりする状態。
  「戦況は一進一退を繰り返す」「病状が一進一退する
座作進退」 ざさ・しんたい
  日常の身のこなし。立ち居振る舞い。行儀。
出処進退」 しゅっしょ・しんたい
  出て官途にあることと、しりぞいて民間にあること。役職にとどまることと役職を辞すること。身の振り方。
  「出処進退を明らかにする
進退伺い」 しんたい・うかがい
  職務上過失があった時、本人が責任を負って身の去就について上司の処置を仰ぐこと。また、そのために差し出す文書。
寸進尺退」すんしんしゃくたい・「尺進尋退」せきしんじんたい
  1寸進んで1尺退くこと。得るところが少なく、失うところが多いこと。
  1尺進んで、1尋(ひろ)退くこと。得るところが少なく、失うものの多いことのたとえ。
進退両難
  進むことも退くこともできない困難な状態。
進退維谷まる
  《「詩経」大雅・桑柔から》前に進むことも後ろへ退くこともできなくなる。どうすることもできない状態に陥る。苦境に立つ。
寸退
  少しだけ退くこと。少しずつ退くこと。
寸進
  少しだけ進むこと。少しずつ進むこと。「寸進寸退

退蔵
  物資・金銭などを使用せずにしまいこんでおくこと。
  「貴重な文献が退蔵されている」「能力を退蔵する
退蔵貨幣」 = 「蓄蔵貨幣
  流通から引き上げられて蓄蔵されている貨幣。

凡退
  野球で、打者が安打または犠打を打つことができずに退くこと。
  「好機に凡退する」「三者凡退


退転
1 仏語。修行を怠り、一度得た悟りを失って低いほうに落ちること。
2 落ちぶれて他の地へ移ること。
不退
1 仏道修行の過程で、すでに得た境地から後戻りしないこと。不退転。
2 退くことなくいつも修行すること。善根を重ねて、退いたり失ったりしないこと。不退転。
不退地
1 不退の地位。菩薩の初地の位。不退転位。
2 西方極楽浄土のこと。
不退寺
  奈良市法蓮町にある真言律宗の寺。山号は、金竜山。正しくは不退転法輪寺。
  平城天皇の萱(かや)の御所を、承和14年(847)孫の在原業平が寺にしたという。在原寺。業平寺。
不退転
1 信念を持ち、何事にも屈しないこと。「不退転の決意
2 =「不退」
不退の地」 ふたいのち = 「不退の土」 ふたいのど
  《ここに生まれた者は再び冥界に戻ることがないという所から》極楽浄土。不退の地。
退没」 たいもつ
  仏語。上地から下地へ、楽の世界から苦の世界へ落ちること。
退凡下乗」 たいぼんげじょう
  仏語。摩訶陀国王の頻婆娑羅によって釈迦説法の地、霊鷲山に建てられた2本の卒塔婆に示された語。1本には下乗と記し、王は乗り物からおりて歩き、もう1本には退凡と記し、凡人の立ち入りを禁じたという。この四字を制札に書いて寺院の門前に立てる。

仮退院」 かりたいいん
仮釈放の一。少年院または婦人補導院の在院者を、行政官庁(地方更生保護委員会)の処分によって仮に退院させること。対象者は保護観察に付される。

退蔵院」 たいぞういん
京都市右京区にある妙心寺の塔頭の一。所蔵の如拙筆「瓢鮎図」は国宝。枯山水の庭園は狩野元信作と伝える。 塔頭・たっちゅう

板垣退助」 いたがき・たいすけ
[1837~1919]政治家。土佐の人。愛国公党を結成し民選議院設立の建白書を提出、また土佐に立志社をつくり自由民権運動を指導した。明治14年(1881)自由党を結成。同31年、大隈重信と日本最初の政党内閣を組織、内相となった。

潁原退蔵」 えばら・たいぞう
[1894~1948]国文学者。長崎の生まれ。京大教授。江戸文学、特に俳諧を研究。著「俳諧史の研究」「江戸時代語の研究」など。

韓退之」「韓愈」 かんたいし
[768~824]中国、唐の文学者・思想家。唐宋八大家の一人。昌黎(しょうれい)(河北省)の人ともいわれるが、河陽(河南省)の人。字は退之。昌黎先生と称される。儒教、特に孟子を尊び、道教・仏教を排撃した。柳宗元とともに古文復興運動に努めた。

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