第06課 傾向・様子・状態(01-05)

01.~嫌いがある
接続:名詞「の形」/な形容詞「な形」+嫌いがある
   い形容詞・動詞の辞書形+嫌いがある
意味:表示存在某种不好的、令人有点厌恶的倾向。在讲述过去发生的事情时,用「嫌いがあった」的表达形式。“有……之嫌”。“有……倾向”。“很容易……”。
①元社長は人事異動や方針決定において独裁の嫌いがあった。
 (原任社长在人事安排和制定决策方面有些独断专行。)
②彼は確かに有能だが、少し生意気な嫌いがあるんじゃないか。
 (他确实是个能人,但在人前是不是有些嚣张呢?)
③あの人はとてもよい人なのだが、おとなしすぎる嫌いがある。
 (他是个好人,但同时又有点过于老实软弱。)
④彼女は、なんでも物事を悪い方に考える嫌いがある。(2003年试题)
 (她往往会把事情往坏处想。)
⑤彼の欠点は、人の意見を無視する嫌いがあるところだ。
 (他的缺点是有些不尊重别人的意见。)
⑥彼女はとても気持ちがいい人だが、時々乱暴な言葉を使う嫌いがある。
 (她确实是个心地善良的人,但有时候说话有些粗鲁。)

傾向・様子表現の復習
復習:(1)~がちな/がちの/がちに(2級)
接続:名詞・動詞「ます形」+がちだ/がちの+名詞/がちな+名詞
意味:常常会发生不好的事情。很容易或动不动就发生不愿意看到的事情。「~がち」能接的名词很有限,基本上限定在表示气候、病理等名词上。所以它大部分是接在动词的「ます形」后面。「~がち」常和表示频率很高的副词「いつも/よく」等搭配使用。“常常……”。“经常容易……”。“动不动就……”。
①私は子供の頃、病気がちで、両親に心配をかけたものだ。
 (小时候,我动不动就生病,让父母操碎了心。)
②日本では6月の末から1ヶ月ぐらいは梅雨で、毎日ぐずつきがちの天気が続く。
 (在日本,从6月底开始,大约有一个月的梅雨期。那期间,几乎没有一天是好天气。)
③若い者は極端に走りがちだが、冒険精神を無視するわけにいかない。
 (虽然年轻人动不动就走极端,但是我们也不能由此而忽视他们的冒险精神。)
④高血圧は老人にありがちな/ありがちの病気だ。
 (高血压是老年人的常见病。)
⑤今の学生は試験がないと、とかく怠けがちになります。
 (现在的学生,一没考试就容易偷懒。)

復習:(2)~気味(2級)
接続:(心身の感じにかかわる)名詞+気味/動詞「ます形」+気味
意味:虽然程度不高,但我总觉得得多少有点……(不好的迹象),带点……(不好的倾向。)。用于说话人就眼前所能观察到的,或在现场所能感觉到的现象上。从时间上来说,最多也只不过近几天里出现的现象。即使偶尔用于较长时间里出现的现象,这种现象也不是经常发生的,而是极其少见的个别现象,即不带有普遍性。「~ぎみ」常和表示频率很低的副词「ちょっと/少し」等搭配使用。“感觉有点……”。
①今日、私は風邪気味で、頭が痛い。それで早めに家は帰った。
 (今天我好像有点感冒,头有点疼,所以就提早回家了。)
②電車に乗ってから、ずっと立っていたので、ちょっと疲れ気味です。
 (乘上电车后,因为一直站着,所以觉得有点累。)
③A:そろそろ君のスピーチの番になりますね。どうですか。今の感じは。
 (马上就要轮到你演讲了。怎么样,现在的感觉?)
 B:初めてのせいか、私はいま少し緊張気味です。
 (大概是因为第一次吧,现在我有点紧张。)
④A:顔色が悪いですね。
 (你的脸色不好啊。)
 B:ええ、このごろ仕事が忙しくて少し寝不足気味なんです。
 (是的。因为最近一直忙于工作,所以有些睡眠不足。)
⑤A:今日はどうして野菜ばかり食べているのですか。
 (今天你为什么光吃蔬菜呀?)
 B:最近、どうも太り気味なので、ダイエットしようと思っているのです。
 (因为我最近总觉得有点发胖了,所以正想着减肥呢。)

復習:(3)~っぽい(2級)
接続:名詞/な形容詞・い形容詞の語幹+っぽい
   心理状態にかかわる動詞「ます形」+っぽい
意味:前项的人或事情给我的感觉好像有某种迹象。主要用于说话人(我)对别人的言行举止或事物现象加以讽刺、批判、厌恶等场合(偶尔也用于说话人自己身上所发生的现象)。当接在颜色名词后面时,表示有些褪色。「っぽい」的句子多数属贬义。「~っぽい」常和副词「どうも/なんだか/なんとなく/どうやら」等搭配使用。
①おじの持ち込んだ儲け話は、どうもうそっぽいです。(2000年试题)
 (叔叔谈论的有关赚钱的话题里面,我总觉得有点掺假的成分。)
②彼は今日黄色っぽいシャツと黒っぽいジーパンでやって来た。
 (他今天穿着有些发黄的衬衫和有些偏黑的牛仔裤到这儿来了。)
③私の上司は非常に怒りっぽい性格で意見することさえできない。
 (我的上司是一个易怒的人,根本没法在他面前谈论自己的意见。)
④あんな飽きっぽい人には頼んでも最後までやり通すはずはないよ。
 (即使是把事情托付给他,这种没有常性子的人,是不可能坚持干到最后的。)

02.~ごとき/ごとく/ごとし
(1)
接続:名詞「の形」+ごとき/ごとく/ごとし
   動詞辞書形+がごとき/がごとく/がごとし
意味:表示比喻。是样态助动词「ようだ」的文言表达形式。“好像……”。“宛如……”。
①光陰は矢の如し。あっという間にぼくも中年になった。
 (光阴似箭,转眼之间我也是人到中年。)
②人生は無常で、恰も夢の如し。明日何が起こるか誰にでもわからない。
 (人生无常,如梦如幻。无人知晓明日会发生什么。)
③あの大臣は傍らに人無きがごとくに振舞う。
 (那位大臣说话做事旁若无人。)
④彼女の心は秋の空のごとく移り変わってとてもつかめない。
 (她的心如秋天的天气变化无常,让人捉摸不定。)
⑤倉庫には在庫品が山のごとき状態だ。
 (仓库里在库品堆积如山。)
(2)
接続:名詞+(の)ごとし/ごとく/ごとき
意味:表示列举或提示内容。说别人的时候,带有轻视的语气。说自己的时候带有谦虚的语气。另外,「~ごとき」除了可以后续名词外,还可以后续助词。口语中可用「~ような/ように/ようだ」的形式。“像……(那种)”。
①私ごとき未熟者にこんな重要な役が果たせるでしょうか。(1997年试题)
 (像我这种初出茅庐的人,能担当得起如此重任吗?)
②うちのせがれごとき(青二才)に、そんな立派な仕事ができるわけがない。
 (像我家那乳臭未干的小子,不可能完成那么艰巨的工作。)
③彼女ごとき(新米)に、主役をうまく演じることができるものか。
 (像她这种黄毛丫头怎能出色地出演主角?)
④K国ごとき圧政国家に世界中が振り回されるのは情けない。
 (整个世界被K国那种专制国家摆布,真是可悲可叹。)
⑤予想したごとく、その大学の教員はレベルが高い。
 (就如预想的那样,那个大学的教员水平很高。)
⑥前述のごとく、在日の外国人犯罪はますます深刻になる一方だ。
 (就像前面所讲到的那样,在日外国人的犯罪现象日益严峻。)
(3)
接続:名詞+である/動詞普通形+かのごとし/かのごとく/かのごとき
意味:表示不确切的推量、推断。也可以用于比喻。会话中用「~かのようだ(2級)」的形式。“好像……”。
①あの女優は恰も自分が女王であるかのごとく、周囲の人間をあごでこき使っている。
 (那个女演员,就像女王一般地随意对周围的人指手画脚。)
②彼は、事件には関係していないかのごとく、知らぬふりをしていた。(2000年试题)
 (他好像和事件无关似地装蒜。)
③妻は、ぼくがこの家にいないかのごとく、自分で食事を作り、また一人で食べる。
 (妻子就像家中没有我的存在似的,自己烧饭自己吃。)
④彼女の、春が来たかのごとき顔を見て、何かめでたいことがあったに違いないと思った。
 (看到她那春风得意的样子,估计肯定有什么喜事。)
⑤あの男は自分が無能であるかのごときふりをしているが、実は非常にずる賢いやつだ。
 (她装着好像自己是无才之辈似的,但是实际上他比谁都精明。)

03.~めく
接続:名詞+めく
意味:表示「~のように見える、~らしく見える」的意思。即“带有……气息”。“像……样子”。虽然不充分,但多少带有该名词的要素。能接续的名词并不多,主要作为书面语,多用于文学作品中。
①雪が溶けて、野の花も咲き始め、日ざしも春めいてきた。(1998年试题)
 (冬雪融化,野花盛开,春光明媚。)
②菊の花も満開になり、すっかり秋めいてまいりました。
 (菊花盛开,满园秋色。)
③今日の彼女は謎めいたことばかり言ってはさっぱり分からない。
 (今天她净说些使人感到莫名其妙的话。)
④僕が帰る時、やくざめいて見える二人の男が廊下に立っていた。
 (我回家的时候,看到有两个二流子模样的人站在走廊。)
⑤私より一歳上の兄はよく保護者めいた口ぶりで私に話しかける。
 (比我只大一岁的哥哥,老是用一种监护人似的口吻跟我说话。)
弁別:「~めく」と「~っぽい」
「保護者っぽい口ぶり」と「保護者めいた口ぶり」
「~っぽい」主要用于对提及到的人物或事情加以指责、讽刺、挖苦等,带有说话人较强的感情色彩。而「~めく」主要用于客观地描述人物或事情所呈现的样子,很少带有说话人的感情色彩。其他例词:
夏めく、冬めく、時代めく、花めく、昔めく、古めく、色めく、皮肉めく、矛盾めく、冗談めく、都会人めく

04.~ずくめ
接続:(色、いい出来事、おめでたい事などを表す)名詞/な形容詞「な形」・い形容詞辞書形+こと+ずくめ
意味:接在颜色名词后面时表示“清一色的……”。接在其他表示喜庆意义的名词或形容词后面时表示“全是好事、喜事”。文学色彩较浓,意思相当于「~だけ/~ばかりだ」。
①葬式だから、来ている人はみな黒ずくめの服を着ている。
 (因为是葬礼,所以来宾们都是身着清一色的黑色衣服。)
②実家に帰った一周間というもの、好きな料理ずくめでとても満足した。
 (回到娘家后,整整一周里每天吃的都是我喜欢的饭菜,非常满意。)
③アメリカにいる息子は奨学金をもらった。イギリスにいる娘は恋人ができた。今日は結構なユースずくめだ。
 (在美国的儿子得到了奖学金。在英国的女儿有了男朋友。今天听到的都是好消息。)
④今年はラッキーなことずくめだ。公団住宅に当たったし、その上宝くじにまで当たった。
 (今年都是些走运的事情。不但中了廉价商品房,而且又中了彩票。)
⑤田中さんは今年はめでたいことずくめだ。赤ちゃんが無事に生まれた。それにご自身も課長から部長になった。
 (田中先生今年喜事不断。小宝宝平安出生,自己也从科长升到了部长。)
⑥この一年間はよいことずくめだったが、来年はどうだろうか。(1993年试题)
 (这一年喜事不断,明年不知如何。)
⑦本が出版されたうえに、賞をもらった。この五月は嬉しいことずくめの一ヶ月だ。
 (不仅书也顺利出版了,而且还得了奖。这个月真是个“红五月”。)
说明:除了「黒」之外,很难和其他表示颜色的名词一起使用。「~ずくめ」多用于可喜可贺的事情上,但偶尔也有用于消极的例子。这时的意思跟3级的「~だけ/~ばかり」和2级的「~だらけ」基本相同。
○今月は、毎日残業ずくめで/残業ばかりで彼女に会う時間さえもない。
○この会社は厳しい規則ずくめで/規則だらけで、私たちは圧迫されているような気がする。

05.~まみれ
接続:(血・脂・泥・砂・埃などの)名詞+まみれ
意味:身上或物品上沾满肮脏的液体或细小颗粒状的东西。“沾满……”。“满是……”。
①泥まみれになって働いても、もらえる金はわずかだ。(1997年试题)
 (再怎么流血流汗地干,能得到的薪水却很少。)
②レスリング場の二人は血まみれになるまで戦った。
 (擂台上的两个摔跤手,一直战到满身血淋淋。)
③そのころ、私たちは毎日汗まみれになって炎天下で働いたものだ。
 (那时,我们每天汗流浃背地在烈日之下劳动。)
④初めて餃子を作るのか、彼女は両手は勿論、顔も体も小麦粉塗れになっている。
 (她大概是第一次做饺子,两手就别提了,就连脸上和身上都沾满了小麦粉。)
⑤煉瓦窯から出た労働者たちは灰や煤まみれになって黒人になったみたいだ。
 (从砖窑里走出来的工人们,浑身上下都是灰尘和煤烟,简直像个黑人似的。)
弁別:「~まみれ」と「~だらけ(2級)」
(1)「~まみれ」一般不能用在“脏东西沾在衣服、物品上”之外的场合。
○この文章は間違いだらけだ。(まみれ ×)
 (这篇文章是错误百出。)
○この世の中は矛盾だらけだ。(まみれ ×)
 (这世界真是矛盾重重。)
○借金だらけの彼はこれからどうしようか。(まみれ ×)
 (债台高筑的他今后怎么办?)
(2)描述皮肤、肌肉变化时用「だらけ」。
○皺だらけのおばあさん。(まみれ ×)
 (满脸皱纹的老太太。)
○彼は外で人と喧嘩して傷だらけになって帰ってきた。(まみれ ×)
 (他在外面跟人打架,结果带着满身伤痕回到了家。)
(3)另外,像生活中所能看到或听到的「不祥事まみれの政治」、「スキャンダルまみれの芸能界」等说法并不规范,主要是作者为了标新立异,吸引读者的眼球或听觉神经。