一級単語030

1
遅くとも・遅くも
  [副]遅くなったとしても。
  至迟、最晚
  「遅くとも夕方までには帰る
  「遅くとも来月初めまでには帰る最晚在下月初以前归来



2
恐れ】 おそれ
1 こわがる気持ち。恐怖。不安。
  「将来への漠たる恐れ
  「恐れを抱く心怀恐惧
  「恐れを知らぬ年頃初生牛犊不怕虎
  「恐れをなす畏惧、慑于、有所恐惧
  「彼らは恐れをなしてこの仕事に手を出そうとしない他们有所畏惧,不肯着手工作
2 敬い、かしこまる気持ち。畏怖(いふ)・畏敬(いけい)の念。
  「神の偉大さに恐れをいだく
3 よくないことが起こるかもしれないという心配。懸念。
  「自殺の恐れがある
  「失敗する恐れがある怕会失败
  「大雪の恐れがある怕下大雪
  「命に危険が及ぶ恐れがある有生命危险



3
恐れ入る】 おそれいる
1 相手の好意などに対して、ありがたいと思う。恐縮する。
  实在不敢当、实在不好意思、非常感激
  「ご厚情のほど恐れ入ります
  「本日はわざわざおいでくださいまして、まことに恐れ入ります今天承您特意赏光,实在不敢当
  「お招きいただき恐れ入ります蒙您邀请,感谢之至。
  「ご高配に預かりまして恐れ入ります蒙您关照,不胜感谢
2 相手に失礼したり、迷惑をかけたりしたことに対して、申し訳なく思う。「恐れ入りますが」の形で、ものを頼んだり尋ねたりするときなどのあいさつの言葉としても用いる。恐縮する。
  真对不起、十分抱歉
  「ご心配をおかけして恐れ入ります
  「ご迷惑をかけまして恐れ入ります给您添麻烦,真对不起
  「恐れ入りますが、その窓を開けてくださいませんか麻烦你,请把那个窗给开开好吗?
  「恐れ入りますが、今何時でしょうか劳驾,现在几点钟啦
3 あまりのことに驚き入るばかりである。
① 相手の才能・力量に太刀打ちできないと思う。脱帽する。
  佩服、钦佩、服输
  「恐れ入った腕前だ
  「君の腕前には恐れ入った你真有本事我算服了
  「誤りを指摘されて恐れ入ったよ被指出错误来,佩服佩服
② 物事のひどさにあきれる。
  吃惊、感到意外
  「あれで秀才とは恐れ入るよ
  「こんなに寒いのに水泳とは恐れ入る这么冷还游泳,真够瞧的
  「あれで学者だというから恐れ入るね就那样还说是个学者,可真不敢恭维
  「彼のいつもの長話には恐れ入ったよ他总是说起来没完没了,可真叫人吃不消
4 非常にこわがる。



4
おだてる
1 うれしがることを言って、相手を得意にさせる。何かをさせようと、ことさらに褒める。もちあげる。
  给戴高帽、捧、拍、
  「おだててやる気にさせる
2 人が落ち着いていられないほどに騒ぎたてる。
  煽惑、煽动、蛊惑、怂恿、挑唆
  「あれはおだてると何でもする男だ他是个一受挑拨就什么都干得出来的人。
  「彼はだれかにおだてられてやったのだろう他是受了谁的挑唆才干的吧

豚もおだてりゃ木に登る
  受到怂恿连猪也能上树、人经不起吹捧



5
落ち込む】 おちこむ
1 落ちて、中のほうへ入る。おちいる。
  「穴に落ち込む
  「井戸に落込む掉进井里
  「貧窮のどん底に落込む穷得精光、沦为赤贫
2 周囲より、その部分だけがへこむ。くぼむ。
  「やせて目が落ち込む
  「やせて頬が落込んでいる瘦得两颊凹陷
  「地震で地面が落込む因为地震地面塌陷
3 成績・業績などが悪い状態になる。目立って下がる。
  「景気が落ち込む
  「相場が落込みそうな気配だ行市有下跌的趋势
  「生産が急に落込む生产突然下降
4 気持ちがめいる。ふさぎこむ。
  「失恋して落ち込む
  「最近気分が落込んでいる最近意志消沉
  「彼女に振られて、あいつはすっかり落込んでいる他被女朋友甩了,非常消沉



6
落ち着き】 おちつき
1 気持ちや態度が物事に動じないで、安定した状態にあること。また、そのような状態・態度。平静さ。
  「落ち着きがない子供
  「落ち着きを取り戻す
  「落ち着きのある態度沉着的态度
  「心に落ち着きがない忐忑不安、心神不定
  「落ち着きを失う失掉镇静、沉不住气
  「最近の子供は落ち着きがない现在的孩子不稳重
  「落ち着きを取り戻す恢复平静
  「落ち着きのある色彩温和的色彩
2 動いていた物事が安定した状態になること。
  「相場の落ち着きを待つ
  「世の中が落ち着きを失う
3 器物の座りぐあい。また、物事の調和のぐあい。
  「落ち着きの悪い置物
  「下(しも)の句の落ち着きが悪い
  「この花瓶は落ち着きが悪い这个花瓶放得不稳
  「洋間に日本画では落ち着きが悪い西式房间里挂日本画不协调
4 旅館などに着いたとき、最初に飲食するもの。



7
落葉】 おちば
1 散り落ちた木の葉。また、散ってゆく木の葉。落葉(らくよう)。《季 冬》
  「むさしのの空真青なる落葉かな/秋桜子
  「落ち葉をかく搂落叶
  「庭の落ち葉を掃く扫院中的落叶
  「落ち葉を踏んで散歩する踩着落叶散步
  「濡れ落ち葉湿漉漉的落叶
  「落ち葉焚き烧落叶
2 貴人の落としだね。落胤(らくいん)。



8
】 おつ
一、[名]
1 十干の第二。きのと。
2 甲を第一位としたときの第二位。
  「甲乙をつけがたい
3 物事を図式的に説明するときなどに、甲・丙などとともに、ものの名の代わりに用いる語。
  「甲乙丙の三人
  「甲乙の距離
4 邦楽で、甲(かん)より一段低い音(おん)。
二、[形動]
1 《一4の低音の意から》普通と違って、なかなかおもしろい味わいのあるさま。味(あじ)。
  「乙な事を言う
2 普通とは違って変なさま。妙。
  「乙にすます



9
お使い】 おつかい
1 (使い)
① 人の用事を足すために、目的の場所へ行くこと。また、その人。
  「母親のお使いで出かける
  「おお使いに行く
② 身分の高い人などが、用事を持たせて差し向ける人。使者。
  「お使いを立てる
  「国王のお使い
2 神仏の使者となる動物。つかわしめ。
  「稲荷大明神のお使い
  「神様のお使い神仙的使者



0
おっかない
  [形]怖い。恐ろしい。
  「おっかない目にあう
  「おっかない顔をしている神色可怕
  「雷が鳴るのでおっかない因为打雷而害怕
  「自信がなくておっかない因没有信心而害怕
  「彼は決しておっかない人じゃない他并不是个可怕的人