走近日本(177)太宰治

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太宰治(1909-1948年)青森県生まれの作家。5回の自殺未遂や小説のデカダン的ともいえる作風のためか、真に迫った作風を好む作家として捉えられているが、実際はユーモアの溢れるものも残している。「無頼派」または「新戯作派」の一人に数えられる太宰は、頽廃的な作風を好んだ、と一般に言われている。しかしながら、太宰自身は退廃的な作品を書きながらも、同世代の作家の中で最も「神を求めた人」であった、とする研究・評論も多くある。
太宰治   だざい・おさむ

自殺未遂  じさつ・みすい
デカダン  (フランス) dcadent 退廃的。
作風    さくふう
迫る    せまる
捉・捕える とらえる
溢れる   あふれる
無頼   ぶらい・
新戯作   しん・げさく
数える   かぞえる
頽廃    たいはい
同世代   どうせだい
最も    もっとも
求める   もとめる