2008-08-12 水母

维基百科 沪江天语人声帖



この季節、クラゲになりたい時がある。ふらふらと夜風に誘われ、満天の星を仰いで波まかせ。次はクラゲに生まれたい、とまでは思わぬが、管理社会から遠いその姿は逃避の虫をくすぐる
クラゲ   水母 夜風    よかぜ 誘う     さそう
満天    まんてん 仰ぐ    あおぐ 逃避    とうひ
虫     むし 擽る    くすぐる   ふらふら  蹒跚 游移不定 信步而行

这个季节,正是想变成一只水母的时候。信步而行,夜风轻邀,(去水里)仰望满天繁星而随波飘浮。就算不至于想生成水母吧,远离社会组织的身姿引逗着人们做避世的虫子。

「漂う生き方」を見習いに、都内の水族館を訪ねた。漂うのではなく、半透明の傘を開閉して水中を泳いでいた。タコクラゲは元気よく、ミズクラゲは優雅に。「水母」とも書く通り、水の惑星の先住民を思わせる。これを癒やしと見るのは、しかし片思いだ
漂う   ただよう    見習い みならい   開閉   かいへい
先住民 せんじゅみん 癒す   いやす

为了见习一下“漂浮的生活方式”,(笔者)去探访了都内的水族馆。(其实)不是漂浮,是半透明的伞一张一合地在水中游泳。タコクラゲ很有精神,ミズクラゲ很优雅。也写作“水母”,使人想到它们是“水之行星”——地球的先住民。这种令人愉快的想法,不过是一厢情愿罢了。

今年はクラゲ被害の出足が早いという。神奈川県の江の島では、海水浴客300人近くが刺された日もある。7月からの高温と日照が成長を促し、アンドンクラゲなどが大量発生したらしい
出足   であし      刺す   さす    日照   にっしょう  促す   うながす
今年早就听说有出去玩的人被水母伤到。在神奈川县的河流的岛中,有的日子将近300人的海水浴客被蛰。好像是因为7月份开始的高温和日照促进了(水母的)成长,アンドンクラゲ等大量繁衍。

殻も甲羅も、逃げ足もないから、毒で身を守るしかない。みだりにさわるものには、触手が一撃を見舞う。クラゲに放言させれば、サルの仲間が海で遊ぶのが間違い、となろうか
殻     から       甲羅   こうら     妄り    みだり
触る    さわる     触手    しょくしゅ  一撃    いちげき
見舞う   みまう     猿     さる     仲間    なかま

由于既没有壳也没有甲、连逃跑的脚也没有,所有只能用毒护身。妄想碰触的话,伸手就遭受一击。水母想说什么的话,是想说“你们这些猿类来海里游玩是错误的”吗?

ミジンコ好きで知られるジャズミュージシャンの坂田明さんは、著書『クラゲの正体』でクラゲ博士の故柿沼好子さんと対談した。柿沼さんいわく。「人間がかまわず海を汚すと、クラゲはその身を削り命をかけてクリーニングしなければならないから、どんどんやせてしまう」。クラゲには海水の浄化作用があるとされる

ミジンコ  水蚤      ジャズ・ミュージシャン  jazz musician
正体    しょうたい   原形;真面目;意识;神志 構う    かまう ->かまわず
汚す    よごす     削る    けずる    痩せる   やせる
浄化    じょうか    作用    さよう

因喜欢水蚤而知名的爵士乐音乐家坂田明,在著作《水母的真面目》中记录着跟已故研究水母的博士柿沼好子的对话。“人类肆无忌惮地污染大海后,水母因为不得不拼了命地净化污染而渐渐变小了”。水母被认为对海水有净化作用。

〈命透け海月に秘するものはなし〉江口かずよ。水と戯れる姿は、なるほど、どこか悲しい。浜辺の嫌われ者も、生態系の小さな歯車として何かの役に立っているはずだ。クラゲが生きやすい海は、人が住みやすい陸と一対のものである。
命透け    いのち・すけ       海月・水母  くらげ    秘する    ひする
戯れる    たまむれる・ざねる   浜辺     はまべ    生態系    せいたいけい
歯車     はぐるま          陸       りく     一対      いったい

江口かず“生命亦透澈、水母无秘事”。与水嬉戏的身姿,诚然在某处是悲伤的。(水母这些)水边令人讨厌的东西,应该也在生态系中作为小小的齿轮起着一定的作用。水母容易生长的大海,与人类容易居住的陆地正是相辅相成。