彩云国若干人物

李絳攸和藍楸瑛紅黎深和黄鳳珠
腐れ縁  くされえん  孽缘、冤家

紅黎深
紅家の当主
当主  とうしゅ  当家人
冷徹切れ者
冷徹  れいてつ  冷静而透彻
切れ者 きれしゃ  有才干的人;宠臣;近臣

とてもとても有能なので、仕事をやる気になるあっという間こなしてしまう。ただしやる気になるのは数年に一度ぐらい。
あっという間  一瞬间,转眼之间
こなす     弄碎,消化,处理,做完
ごく一部の人物を除いた人間を、路傍の石かぺんぺん草ぐらいにしか感じていない。
極  ごく
路傍  ろぼう
ぺんぺん草 杂草
「ごく一部」に対する愛情の示し方は非常に不器用。
示す しめす
不器用   笨拙;不灵巧

景柚梨
四十に手が届く歳。
気難しがりやの上官の仮面の下の表情が読める人。
手が届く (四十岁)触手可及 一点都看不出来景柚梨是近四十的人了,明明一副二十几岁的样子
気難しい 不好相处的
気難しがりや 不好相处的人


浪燕青
髭もじゃ熊面の一見怪しい男。棍と徒手では彩雲国一といえるほどのやり手。拳はいまいちみたいなことを言うが、実際は手加減ができない。
静蘭が邵可一家に拾われる前の知り合い。
髭もじゃ  ひげもじゃ  大胡子
怪しい   あやしい
やり手   能力の有る人
今一    还差一点的状态
手加減   てかげん  程度、分寸、火候;(处理事物时的)斟酌;体谅;技巧;手法


柴凛
茶州全商連支部長。弟・柴彰に似ているが、彼よりも世知辛くない。茶州一の男前とのうわさもある。
世知辛い  生活艰苦; 小气、好打小算盘
噂       谈论;闲谈;传说
男前     おとこまえ  体面,风度,气派,姿态

茶朔洵
ゆるやかな巻き毛を伸ばしたままにしている。
何事にも飽きっぽく、陰謀を企む親族に知恵を貸しながらも、生きるのにも死ぬのにも興味がなかった。
しかし秀麗と知り合って初めて執着というものを知った。
緩やか ゆるやか  缓慢;缓和;宽松;宽大;舒畅;宽阔
ゆるやかな巻き毛   大波浪卷发
飽きっぽく  飽きる+っぽい  
飽きる    あきる    够;满足;腻烦;厌烦;厌倦;...够;...腻
说到茶朔洵,真是……一声叹息。
应该是不喜欢这样的人的,但竟然没法讨厌……


紅玖琅
紅家第一の人で、邵可を追い出して黎深を当主に就け張本人
就ける つける           就职于;使跟……学习
張本人 ちょうほんにん      祸首;罪魁;真正肇事者

若いのに威厳があり、彼に説得されるとうっかり「そうかも」と思わせられてしまう。
威厳   いげん
説得   せっとく  说服;劝导
うっかり  糊里糊涂地,一不留神

当主不在の紅州で紅家を切り盛りする。
切り盛り   きりもり   切开盛上;安排;处理;料理

藍龍蓮
楸瑛曰く「あれは真性の天才だけれど、真性の変人でもあってね……いわゆる紙一重?」
这个奇人!
心の友其の一、心の友其の二、心の友其の二点五、心の友其の三
愚兄其の四
会試直前の王都に、天才・藍龍蓮がやってきた!自由人な彼のキテレツ振る舞いに、兄の楸瑛は大迷惑。
奇天烈  きてれつ   非常离奇古怪
振る舞い  ふるまい  举止,动作,请客,款待


藍楸瑛
国試傍眼及第したが「文官は絳攸がいるから武官になる」と変更した過去がある。
絳攸とは腐れ縁だが、性格は正反対。特に女性関係は絳攸と違い派手。
後宮女官や花街の妓女を泣かせること数知れず。実は秘めた恋をしているという話も。
実弟、龍蓮の奇行に頭を痛める一人。
実弟、龍蓮の奇行に困り果てている

杜影月
黒州の山村育ち。村中の金を集めて試験を受けに貴陽まで来たが、都会知らずなためいろいろなトラブルに巻き込まれる。
酒がからっきしだめ。
からっきし = からきし   全然